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スリランカ 癒やし旅(上) 

2019年02月11日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



インド洋に浮かぶ小さな島国、スリランカを先月下旬、旅してきた。
スリランカ航空の直行便で約10時間。コロンボ空港を出ると、生暖かいムッとする空気に包まれた。
気温は32度。極寒の日本から常夏の国に来て、体は戸惑っている。
そのままバスで180kmも離れたダンブッラへ。
スリランカは高速道路の発達が遅れており、ガタガタ道を4時間もかけて深夜にホテルに着いた。

翌日は世界遺産のシギリヤロックへ。

森の中にぽっこり浮かぶ約200mの岩山が、なぜ世界遺産になったかというと、1500年も昔、この岩山の上に王宮が存在したのである。
5世紀後半、ダートゥセーナ王の息子、カッサパはクーデターを起こして父を殺し、477年に王の座へ就いた。
カッサパの母親は平民出身で、本来は王族の母を持つ弟が王になるはずだった。
そこで弟が攻めてこないよう、都をアヌラーダプラからシギリヤへ移し、岩山の上に王宮を築いたのである。
その岩山の壁に500人もの美女のフレスコ画を描かせ、ミラーウォール(鏡の壁)を作ってその絵が映るようにした。
王様はおびただしい美女の絵に囲まれながら生活したわけだ。
その多くは消えてしまったが、今も18人の美女の絵が残っていて、シギリヤレディとして人気を呼んでいる。(ただし撮影は禁止)。
美しいシギリヤレディたちを見た後、さらに登るとライオンテラスに到着した。


かつてはライオンの顔があり、開いた口の中を階段が通っていたそうだが、今は足の爪先だけが残っていて、その真ん中を階段が上へと続いている。
スリランカで最も人気の観光地だけあって、観光客の数がすごい。


? ? ? ?      ?? スリル満点の階段(階段を下るときに撮影)
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階段は大渋滞で、そのため休み休み行くしかなく、1200段の階段は小1時間かけて難なく登ることができた。
頂上は360度の大パノラマ。
下には緑のジャングルが広がっている。
流れる汗に爽やかな風が気持ちよかった。

頂上は2段になっていて、上の段には建物の跡が、下の段には沐浴場やダンスホールの跡があった。


王様がダンスを観るのに座ったという玉座も。

しかし、栄華は長くは続かなかった。
王位に就いてわずか18年後の495年、亡命先の南インドから兵を引き連れて攻めてきた弟に敗れ、カッサパ王は自害。
都は再びアヌラーダプラに戻った。

1200段の階段も下りた後は、日本のJICAが作ったというシギリヤ博物館を見学した。
シギリヤロックの賑わいに比べ、こちらはひっそりしていて静かに見学できた。



シギリヤレディのレプリカが展示されており、その前で写真を撮った。

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