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多彩な文化の国・スペインの旅 その5(最終回) 

2019年12月20日 外部ブログ記事
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スペイン旅の最後はマドリッドに次ぐ第2の都市、バルセロナへ。
バルセロナは地中海に面していて、マドリッドやグラナダに比べると暖かく、開放的な雰囲気のある街だった。
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バルセロナにはカタルーニャ出身の建築家、アントニ・ガウディが手掛けた建築物がたくさんあり、その作品群がユネスコの世界遺産に登録されている。
それを見るのもこの旅の大きな目的だった。
朝8時半にホテルを出発し、まず訪れたのがグエル公園。

ガウディのパトロンだったグエル伯爵の依頼で田園住宅街として60戸を造る計画だったが、2戸しか造れず、計画は失敗に。1922年に公園として開放され、人気の観光地になっている。


              グエル公園のベンチで

バルセロナの街を一望できるテラスには、カラフルな破砕タイルで装飾されたユニークな形のベンチがある。
ベンチがうねっているのは、ここに座った人々が自然にコミュニケーションできるように考えたからだそうだ。
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続いて、ガウディがミラ夫妻の依頼で設計した邸宅「カサ・ミラ」へ。

1階が店舗で2〜6階が住居や事務所、7階が20世紀前半のバルセロナのブルジョア階級の家を再現したギャラリー、そして屋上はガウディの建築を紹介する博物館になっている。

この建物は山がテーマで、屋上の煙突は、尾根から突き出た峰々を表しているとか。
不思議な世界に迷い込んだような気分だった。
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そしていよいよ旅のクライマックス、サグラダ・ファミリア(聖家族教会)へ。
1882年に着工され、137年たってもまだ建設中の教会だ。
写真などでよく見る「生誕のファサード」(東側)は、ガウディ存命中にほぼ完成されたといわれている。
キリストの誕生から幼少期までが彫刻で表現されており、素晴らしい!の一言だった。



             生誕のファサードにきざまれた彫刻
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入場には事前に購入したチケットが必要で、残念ながら中を見ることはできなかったが、周囲を一周するだけでも見応えがあった。


       
西側にある「受難のファサード」では最後の晩餐から十字架での処刑、昇天までが彫刻で表現されている。

           受難のファサード
「生誕のファサード」に比べるとだいぶシンプルだ。
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南側の栄光のファサード等は現在建設中で、ガウディ没後100年に当たる2026年の完成を目指しているそうだが、果たしてあと7年で完成できるのだろうか?
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この日の午後はバルセロナの街を自由散策。まず、地下鉄に乗ってカタルーニャ広場へ行き、その周辺を散策した。

             カタルーニャ広場

大聖堂はゴシック建築で、サグラダ・ファミリアに比べると小さかったが、堂々としていた。

                 大聖堂

カサ・バトリョは、ガウディがリフォームを請け負った実業家・バトリョ氏の邸宅だ。

そのユニークな形はとてもインパクトがある。
外観を飾る破砕タイルやガラスは、地元の廃棄物を再利用したものだとか。
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その後、友人と一緒にお目当てのバルへ。バルとはスペイン式の居酒屋で小皿料理を出す店。

私たちが入った店は日本語のメニューがあり、マグロやトマトを使った料理を注文した。
ホール係のお姉さんがとても明るく、愛らしい女性で、楽しい時間を過ごすことができた。

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8日間の短い旅だったが、スペインの魅力を十分満喫できた。
また、いつかバルセロナを訪れ、サグラダ・ファミリアの完成した姿を見に、訪れてみたい。
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