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第19回高原のホームコンサート 

2011年07月09日 外部ブログ記事
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我が家は周囲を背の高い大木に囲まれている。そのため日照時間が少ないので植物は育ちにくいのだが、この地に生えているものはその心配はない。広島から連れてきたヤマアジサイ、モミジ、サクランボ以外はすべて近くで採集したものである。自然に生えた苔やシダもあるが、今、その緑が美しい。
 
今年も楽しいコンサートの知らせを受け取った。それは「第19回高原のホームコンサート」の案内状である。こちらに移住した翌年2009年に知ったこのコンサートは、今年が3回目であるが、夏にはこのコンサートなしでは過ごせない、という気持ちになっている。
チェリストの荒庸子(あら ようこ)さんが毎年違った演奏者と心に響く音楽を聴かせてくれているが、今年の出演者は上原正敏(テノール)、北村晶子(ピアノ)、川口静華(ヴァイオリン)。
案内状を見ると、「今回は、アーティストの軽妙なトークを交えて、数々の名曲をお楽しみいただきます」とある。
 
会場は寿の郷・スズラン台にある荒 山荘のホール。我が家から車で15〜20分の場所だ。
自然いっぱいの中で、しかも身近な目の前での演奏は、頭からつま先までしびれるように響き渡り別世界へと誘ってくれる。大ホールで聞くオーケストラもいいだろうが、私はここに来てはじめて経験した小さなホールでのコンサートに感激し、陶酔したひとときを忘れることが出来ない。
 
昨日、荒庸子さんのお父様から、荒庸子さんが取り上げられた新聞記事が届いたが、たまたま産経新聞だったので、私はすでにその記事を読んでいた。その記事には国内外で活躍するチェリスト荒庸子とその友人2人が結成した「アリオーソピアノトリオ」が8月2日に 東京都港区 のサントリーホールでコンサートを開くこと、その前日の1日には、 福島県白河市 の鹿島ガーデンヴィラで「世界が応援する、がんばれ白河コンサート」を開催することが載っている。
荒庸子さんは桐朋学園大を経て、米ラトガース大音楽科と米ジュリアード音楽院修士課程を卒業し、在学中にはジュリアード・オーケストラの首席を務めた。共演者は、米出身で米国在住のピアニスト、オーレリア・ミカ・チャンと、米出身でオーストリア在住のバイオリニスト、キャサリン・クルーガー。東日本大震災の影響で海外アーティストの来日中止が相次ぐ中、海外在住の荒さんの旧友二人は来日を決めた。米ジュリアード音楽院で荒さんと学んだ二人は「震災で日本が大変な状況になっているからこそ日本に行きたい」と言ってくれたという荒さんは、音楽が持つパワーを皆さんに届けたいと語っている。
 
福島での復興支援の公演は、被災者の方々に癒しのひとときを与えると共に復興への希望と勇気を与えるに違いない。なぜなら、私は荒庸子の演奏するチェロの響きが心の中まで入り込み、静かに、しかし力強く人々に語りかけてくれることを知っているから。
私は、荒山荘における高原のホームコンサートを経験したことで、もう勝手に荒庸子の知人を超えて友人になっている自分がいる。それほどに小さなホールでのコンサートは一種独特の雰囲気がある。
「高原のホームコンサート」は、8月13日(土)14:40開場、15:00開演である。
3000円のティケットはもう少し余裕があるようなので、希望される方はご一報下さい。
音楽は素晴らしいが、この大自然の中でしかも至近距離での演奏はこたえられない。
人生は、まったく素晴らしい。
 
 

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