丹波栗（たんばぐり）

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トラのミステリな日常

2019年09月30日ナビトモブログ記事
テーマ：テーマ無し

昨夜、
「卵をたくさん買ったので、1パックでも持っていこうか？」と、母に電話をすると
「丹波の栗を○○（私の妹）から貰ったのでアンタにあげようと思ったんだけど、○○が、『そんなちょっとの栗を取りに来いって言っても、兄ちゃんも忙しいからわるいで。やめとき』と言われた」とのことです。

「ちょうど良かった。卵を持って来てくれたら、栗も渡せるしな」
少しだけとは言え、丹波の栗って大粒で、スーパーで買うと値段もそれなりにします。

と言う事で、先ほど、100円の卵を持って、母の家に行ってきました。

ところで・・・

母の家に入ると、
「栗はちょっとしかないけど、アンタは一人やから、それだけで良いやろ」
出かけに、近所のスーパーを覗いて見ると、500gで1000円ほどだったので、100円の卵との物々交換だと思えば、ずいぶん得をしています（笑）

「ちょっとの栗だけだったら悪いので、お肉と塩鯖を包んであるので持って帰りや」
「どうしたん」
「お肉は、北海道の赤身の肉で、鯖は一昨日買って、塩をして冷蔵庫で寝かせておいたから･･･」
まさに「わらしべ長者」です（笑）

「いつもこんな牛肉を食べているの？」
「霜降りより赤身がいいので、最近は北海道の赤身の肉を買っている」
「我が家は、オージービーフやで･･･」
「アンタは子どもの頃から、霜降りの柔らかな肉より、噛み切れないほど固い肉が好きやったので、それでいいやんか」

それにしても、そんな事は一言も言ったことが無いのに、わかっていたんですね。
今でも、軟らかな肉よりも、噛みごたえがある肉が美味しいと思っています。

丹波栗と北海道の肉と塩鯖を抱えて、
「親はすごい」と感心しながら帰って来ました。