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働くことの幸せ 

2011年07月12日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 

 

 

 

 

 
今年は梅雨入りが早く、このまま例年通りの梅雨あけになれば梅雨の期間が長くなり、大いに損をした気分になるところだったが、梅雨明けも早くなってなんだか得をしたような気分である。
しかし、梅雨明けと共に毎日午後になるとドシャブリのスコールに見舞われている。しかも、ゴロゴロといういやな音がする雷様というおまけ付きは、まことに有難くないのである。
 
テントでキャンプを楽しんでいる人々にとっても、突然のスコールは大迷惑に違いない。
テント・リセットという仕事があるが、レンタルで貸し出したテントを再点検してたたみ直し袋に収める仕事も、雨に濡れて砂がついたものは厄介である。今年から始めたというサービスの一つに、お客様のテントをたたんで宅急便で送り返すというのがあるが、雨でしっかり濡れたテントは、その日担当した人を泣かせている。
 
午後から雨が降るという天気予報がにわかに信じられないような朝の出勤時間は、口笛を吹き、鼻唄がでるほどの素晴らしい光景である。それがアルバイトという気楽な稼業であるから、ということもあるが、働くと言うことについてこれほど楽しさを感じることも珍しい。その要因の一つには、職場での人間関係がある。同僚達の中には数人の若い人もいるが、ほとんどが50歳以上の人々であること、そのために人生経験が長いので粋も辛いも理解できるという共通点があるから、会話もスムーズに取り交わされているからであろう。
 
忙しい日には、大変なスケジュールを消化しなくてはならないが、私はそれもまた楽しみの一つになっている。もう一つは、考えもつかなかった仕事の種類の多さである。ここでの仕事をまだ4ヶ月ほどしか経験していないが、掃除がメインとはいえ、時には施設の修理あり、兎小屋の土の入れ替えあり、キャンプファイヤーの準備あり、テント・リセット、草刈り、シイタケ菌の打ち込み、ペンキ塗り、牛乳配達、冬の雪掻き・・・生まれて初めての作業が次々と出現することにより、新しい経験はどんどんと増えていく。
 
この素晴らしい大自然の中に住み、浅間山の麓で働きながら、こども達の笑顔とあの甲高い歓声を聞ける嬉しさは、健康に悪いはずもなく、日々幸せを感じている。
いよいよこれから夏本番、キャンプ場は一年で最も忙しい稼ぎ時を迎える。ここでは、封筒に入った給与明細書を毎月渡されるが、本日もらった明細書の封筒の表に、このキャンプ場責任者の手書きによるメッセージが書かれていた。
 
「日々業務おつかれ様です。いつも元気でさわやかなあいさつに、私たちも元気づけられます。
どうか忙しい夏ですが少しだけ力を貸してください」
 
人生は、まったく素晴らしい。
 
 

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