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おめでとう「なでしこジャパン」 

2011年07月19日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 日本代表の女子サッカーチーム「なでしこジャパン」の優勝は、まさに女性時代の到来を予測する
ような快挙でした。あれよあれよと言う間に勝ち進み、ついには実力ナンバー1と言われたアメリカ
を倒し第一位に輝きました。とかく華やかな男子サッカーの陰に隠れ地味な存在だった日本の女子の
サッカー、満を持して花開いた感じです。

 選手達へのインタビューの中でも聞かれましたが、彼女たちの胸の中には東北地方の被災地のこと
があったようです。その強い思いは人間であれば当たり前の事だと思います。一日も早い被災地の
復興を願う気持と被災者の皆さんへの少しでも励みになればという優しい思いが選手達の背中を強く
押していたのではないでしょうか。

 監督さんの言葉にもあったように、外国人選手に較べ小さな日本女性が大きな外人女性と互角に闘う
姿は感動ものでした。日本人のサムライ魂を彼女たちに見たような気がしました。

 東北の被災地ではあまりにも被害地域が広いのと被災状況がひどいのとで、なかなか復旧が進まない
ようですが、それでも日を追う毎に少しずつ変化しているように見えます。

 何と言っても被災地の沿岸地域は海産物の宝庫です。海から受けてた被害は海から取り返す位の
意気込みでがんばって貰いたいと思っています。今回の大地震と大津波では海も山も私達に様々な
教訓を与えてくれました。私達は少しだけ感謝の気持ちを忘れていたのではないでしょうか。

 天にも地にも海にも神様はいるのです。今も神様は私達の周辺に様々な形で存在します。当たり前
のような恵みの全ては神様が私達に与えてくれたものです。その全ては根元的な神である太陽の恵み
によるものです。

 先日、「真福(まさきく)」の藤澤好恵先生にお話しを聞く機会がありました、万葉集を今風に
読み解くと言った感じの講座でした。先生の話を聞いて実に心洗われる様な思いを致しました。
万葉人が如何に自然を大切に思い、敬ってきたかを改めて再認識させられました。

その一節を紹介しておきます。
万葉集二番歌 天皇、香具山に登りて望国(くにみ)したまふ時の御製歌(おほみうた)

「山常には群山有りと取よろふ 天の香具山登り立ち 国見をすれば国原は 煙立龍海原は 鴎立ち
たつ 美し国そ 蜻嶋大和の国は」

「やまとには むらやまありととりよろふ あまのかぐやまのぼりたち くにみをすればくにはらは
けぶりたちたつうなばらは かもめたちたつ うましくにそ あきつしまやまとのくには」

 これは国を治めるものが天地の神々を褒め称えた歌だと言われています。化学肥料も農薬もまして
除草剤もなかった時代、そして灌漑設備さえ十分ではなかった時代、稲の豊作を願うとすれば天地の
神々や精霊に祈るしかなかった。

 人々が自然に対し謙虚に生きてきた時代の何となくほのぼのとするような歌です。そして国を治める
ものは常に何事に対しても謙虚でなければならないと言う思いが万葉人の歌を通じて伝わってくるの
です。

 「元始、女性は太陽だった」と女性解放運動の祖となった「平塚らいてう」先生は語っています。
天の岩戸にお隠れになった天照大御神(あまてらすおおみかみ)も女性でした。女性の感性と母性
こそは、今の世にもっとも必要なものだと思っています。

 私達はもう一度、生まれたままの裸の人間に立ち返り自然との共生を考えなければ、ますます底なし
沼のような滅びの世界に落ち込んでいくことは間違いないでしょう。

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