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カサンドラの悲劇を繰り返してはいけない・・・ 

2019年12月15日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


カサンドラの悲劇を繰り返してはいけない・・・  ギリシア神話に、カサンドラという イリアス城の王女が出てきます。  カサンドラはアポロンに愛され、予知能力を アポロンから授けられます。  カサンドラが悲劇のヒロインなのは、 予知能力を身につけたがゆえにアポロンに 捨てられることを知り、そのためアポロンの 愛を拒絶するようになると、今度は憤慨した アポロンに「カサンドラの言うことは誰も信じ るな!」と周囲に呪いをかけられてしまった ことです。  有名な「トロイの木馬」の戦術が繰り広げら れたとき、カサンドラは木馬の中に敵兵が 潜んでいてイリアス城が陥落することを 予知しましたが、誰も信じませんでした。  その結果、予知どおりにイリアス城は落とされ、 カサンドラは敵の将軍に凌辱され、その後巡り 巡って最期は非業の死を遂げます。  ・・・・・・・・・・・・・・・ 欧米圏では、「正しい提言なのに周りに 聞いてもらえない悲劇の人」のことを カサンドラと呼ぶそうです。  そうしたカサンドラはビジネスや政治の世界 にもたくさんいます。  「何を言っているか?」では話を通されず、 「誰が言っているか!」で物事が決まって しまうような世界だと、カサンドラの悲劇が 繰り返し起きてしまいます。  たとえば、外部の経営コンサルタントが経営 者に助言をしたとき、外部なるがゆえに外か ら広くいろいろなことを客観的に見て助言を しているのに、自分の保身と自己利益に 目がくらんだ経営者にはそれが通じず、せっかくの提言を無視され、結局は社内 のイエスマンの言葉にかき消されてしまう ことがあります。  同じように、会社内に優秀な社員がいて、 上司に適切な提案をして会社の発展に 大きく寄与するチャンスを設けているにも かかわらず、その上司の器が小さいがゆえ に聞き入れてもらえず、会社は成長発展の 機会を喪失してしまうパターンです。  あるいは、会社を存亡の危機に貶めるよう な重要な事象を部下が報告しているにも かかわらず、リーダーにその事の重大さが 理解できないがゆえに事態が急変して 会社が文字どおり倒産に追い込まれて しまうパターンなどです。  いずれも、カサンドラの悲劇が起きています。  私も、現役時代に数々の「カサンドラ」の 辛酸を舐めてきましたので、カサンドラの 立場の人の苦しみや無念さがよくわかります。  カサンドラの悲劇を繰り返すことのないよう、 上に立つ者は襟を正して物事の是非を見極 めるだけの器を身につけることが重要だと 思います。  私の著書 全13冊http://www.amazon.co.jp/-/e/B00VUO7NIC一般書籍『サラリーマンが経済的自由を得る「お金の方程式」』合同フォレスト/1512円『目からウロコが落ちる!サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』文芸社/1404円電子書籍(Kindle版/デルトハン出版)・お金の教養シリーズ 第1弾〜第5弾・組織・マネジメントシリーズ第1弾〜第4弾・ビジネス人生論シリーズ 第1弾〜第2弾  記事を見逃したくない人はメルマガへ!■メルマガに登録する     

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