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アラビアのロレンス 

2020年07月30日 ナビトモブログ記事
テーマ:アクション・アドベンチャー

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は
「アラビアのロレンス/LAWRENCE OF ARABIA」。
BSプレミアムで2020年7月30日(木)午後1時00分〜4時48分。

砂漠に魅せられたロレンスの波乱に満ちた半生が、
雄大なスケールで描かれるデビッド・リーン監督の超大作。
アカデミー作品賞、監督賞、撮影賞、美術・装置賞、音響賞、
編集賞、作曲賞を獲得した不朽の名作。
207分の大作です気合を入れて観て下さいね。

当時、映画館で観た70ミリの大画面に映し出される
砂漠の美しさには圧倒されたことは覚えています。

イギリスの名匠デヴィッド・リーンが「戦場にかける橋」に
続いて、砂漠を舞台に描く勇壮な男達の物語。

第一次世界大戦中の1916年(大正5年)。
カイロに勤務する英国陸軍の
ロレンス少尉(ピーター・オトゥール)は、
トルコへに反旗を翻すアラブ民族の現状を探るため派遣される。

砂漠で出会ったアリ(オマー・シャリフ)は、
ロレンス少尉を反乱を起こした、
ファイサル王子(アレック・ギネス)に会わせる。
彼に共鳴したロレンスはベドウィンの服をまとい、
"アラブは自由を望んでいる、
必ず手に入れる。私が与えてみせる”と
ハウィタット族長の、アウダ・アブ・タイ
(アンソニー・クイン)等と共にゲリラ戦を展開。

アリとロレンスはデラアの街に侵入して逮捕され、
トルコ軍の将校は”とても白い肌”だとロレンスに興味を示す。
結果、拷問(性的暴行)を受けて、精神を病み、人格が変わる。

ロレンスは狂気と正気の狭間を漂いながら、
アラブ人を率いてトルコが支配するダマスカスを奪取し、
アラブ人による国民会議を設立するが…。

上映時間は3.7時間。
長いですね、でも集中して見れます。見所は、
・ロレンスがマッチの火を吹き消した後に
 砂漠に大きな太陽が昇る。
・地平線の彼方に敵の要塞を陥落したロレンスが、
 ラクダに乗って夕日が照らす海岸を悠々と歩く。
・延々と続く広大な白い砂漠と地平線を背景にラクダが
 駆け抜ける場面などなど。
砂漠を舞台にしているだけに砂漠の色々な様相を楽しめます。

撮影は50度を超すヨルダンの砂漠で数ヶ月にわたっての撮影。
今だとすぐCGとかVFXでしょうけど、雄大な砂漠の厳しさ、
美しさだけでなく、実写で撮影された戦闘場面では、
ベドウィン族の戦闘部隊が一瞬の内に一つ村を壊滅させる
シーンや疾走する列車を爆破するシーンなどなど、
アクション場面はCGでは味わえない迫力があります。

もう一つ付け加えると
“西欧文明と異文化のぶつかり合い”という
この映画のテーマは今でも中東の紛争が続いているところを
見ると、ん、ん、ん?人間は歴史に学ばないから、
永遠に何処かで戦争し続けるのでしょうね。

1962年(昭和37年)制作。



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