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ギャルソン 

2011年09月06日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 

 

 
ギャルソン(Garcon)とは、フランス語で男の子(少年)をあらわす言葉だが、英語など他の言語では、男性給仕、特に大きな飲食店などで飲食物を出す者を指し、主にフランス料理のレストランで使用される用語である。
ギャルソンは、レストランにおいては直接客と接することから、総合的なスキルを求められる。
フランス料理店などでは、シェフが料理の説明に出たり、ソムリエが直接ワインの紹介を行うことがあるが、通常のレストランではこれらの専門的スタッフが全ての客に対応することは不可能である。そのために、これらの一切の対応はギャルソンが行うこととなる。
つまりギャルソンは給仕業務を的確にこなすだけでなく、基本的な料理の知識やワインの知識も必要とされる。更にギャルソンは、ホテルのフロントマンと同じく、来店する客の名前や趣向を記憶し、個別に最適な対応を行えなければならない。
 
1983年のフランス映画「ギャルソン」では、イヴ・モンタンがそのギャルソン役を演じているが、当時のフランスではギャルソンはレストランからの報酬ではなく、客からのチップを収入源としていたという。よい客を多く持つギャルソンほど収入が多いという訳だが、日本ではとても考えられないことだ。そして全ての知識や技能をマスターし、それを完璧にこなすにはかなりの修練を必要とする。
 
現在、息子が働いているところは、イタリアレストランのトラットリアJUGEMU。
トラットリアJUGEMUでは、かつて「日経レストラン」のメニューグランプリに入賞した腕前のあるチーフのもとで3名の厨房スタッフがそれぞれの持ち場で仕込みを行っている。
全国各地から取り寄せた旬の素材を活かし、約50種類あるメニューのうち日替わりメニューが8〜10種類あり、店内では、私の息子と店長が見事な接待役を演じている。
ワインリストは常時200〜250アイテムあり、その95%がイタリアワイン。ワイン好きの客には絶大な支持を得ている。
 
父シリーズも今日で最終回になるが、結婚後女の子に恵まれた息子も「父」となった。そして、私は祖父となり、生存していれば私の父は曾祖父。このシリーズ初めの頃に書いたが、子供は母親の胎内から生まれ、母の乳を飲んで成長する。その間、父親としては大きな遅れをとっているが、私はその遅れを取り戻したと思っている。子育て真っ最中の息子も、現在その遅れを取り戻すべく努力しているに違いない。祖父となった私の役目は、すくすくと成長していく孫娘を静かに見守っていくことだ。どこか息子と似たところのある孫娘を見ながら、昔を思い出している。
 
今年は東北大震災という大きな出来事があり、トラットリアJUGEMUの経営にも大きな影響があったに違いないと心配していたが、皆様のおかげで震災前と変わらぬほどの盛況ぶりだと聞いて安堵した。父シリーズの最後は息子の店の宣伝になったが、初めから最後の落としどころはここと決めていた。読者の皆様におかれましては、トラットリアJUGEMUをご利用いただければ幸いです。
JR 神田駅 南口から徒歩1分、東京メトロ神田駅から徒歩3分、 千代田区 鍛冶町2−1−14、
赤尾興産ビル地下1階。電話03−3254−9840。要予約。
ぐるなびサイトは  http://r.gnavi.co.jp/g115700/
 
尚、昨日の記事(父−8)は、プライバシーの問題で当局から指摘を受け削除いたしました。
 
 

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