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北軽井沢 虹の街 爽やかな風

マウンテンバイク「SNAP」 

2011年09月13日 外部ブログ記事
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昨日は、キャンプ場から出勤要請があり勤務となった。その結果6連休はなくなった。帰宅してメールを開くと、近藤サイクルから、自転車が入荷したという知らせに疲れも吹っ飛んだ。
本日は週に一度の買い物日。天気は晴、快適なドライブとなったショッピングの帰路、自転車を受取に行くが一緒に軽トラックに乗ってみないか、ともちかけてみた。
すると即座に明快な返答がかえってきた。それは、「小諸の鰻が食べたい」であった。
 
北軽井沢のI君に先日軽トラックを貸してもらうことになっていたので、さっそく連絡し、二人は軽トラックで出発した。小諸の鰻屋「藤舟」を訪れるのは二回目である。店はお昼時でほぼ満席だったが、タイミングよく二人の客が食事を終えた時だったのですぐに席につくことが出来た。
とろけるような柔らかい鰻は最高に美味い。お腹がいっぱいになれば準備完了である。
 
近藤サイクルは「藤舟」を出ると、すぐに見える場所だ。店主の説明を聞きながら、こちらの要望を話す。私は、雨に降られた場合を考えて後輪に泥よけをつけるつもりであったが、店主の近藤氏は、泥よけのついた自転車を見せながら、原則的には雨の日には乗らないでしょう?とやさしく話す。それなら、急に雨に降られたときだけの為にこれを着けるのは、スタイル的にも悪くなり重量も重くなるので必要ないのでは?という。妻も、これがない方がいいと言い、泥よけはつけないことにした。あとはスピードメーターと鍵。自転車にスピードメーターがあることを知り、これはぜひ取り付けたかった。スピード、走行距離、走行時間、平均スピードなどが表示され時計機能もあり温度計もあるという驚くべき品である。私は少しでも大きな文字で表されるものを選んだ。
 
サドルの高さなどを調節してもらい、いろいろな機能の説明を受けたが、全て理解できてはいない。はやる心を抑え、支払を済ませて軽トラックに積み込み、用意してきた新品のロープで店主にしっかりと荷づくりをしてもらい、帰路についた。
 
はるか昔、中学時代に2年間自転車通学をした経験がある。もうほとんど記憶から消えているが、そのころの最新式自転車でギアの切り替え装置がついていた。まだ自動車の少ない時代で、路線バスと競争した楽しい想い出が蘇る。帰宅後、車から自転車を降ろしサドルを跨いだ。走ってみろという妻の言葉にゆっくりと漕ぎ始めた姿を見て、「うまい、うまい、乗れるね!」と小さな子供扱いに、こちらはニコニコと笑うしかない。
 
最初は用心しながらゆっくりと進み、管理事務所方向に走り出したが、この方向へはほとんど下り坂で、すぐに加速がついた自転車に左右のブレーキレバーを握る手が忙しい。したがって帰路はほとんど上り坂だ。ギアの切り替えを練習しながらその上り坂も難なくクリアーできた。
マウテンバイク、これは優れものだ。
 
2008年6月13日、妻と二人でこの地に移住し生活を始めた。そして2011年9月13日、奇しくも同じ13日に新しい仲間が増えた。9月13日、それは私のチャリダー人生の始まり。
浅間山に見守られながら、颯爽と風を切って高原を走る・・・そんな夢がついに実現する。
これから先、このマウンテンバイク「SNAP」との泣き笑いが新しい人生のページを飾ることだろう。
 
 

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