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チャリダー人生、最初のアクシデント 

2011年09月22日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 

 

 

 

 

 

 
台風一過とはこのような天気のことだという見本のような晴れやかな朝を迎えたが、気象情報では、午後から雨が降るという。私は昨夜から、この予報に悩んでいた。それは自転車通勤をするか中止にするかと言うことだった。しかし、朝になってこの青空と差し込む光に自転車通勤実行に大きく傾いていたが、就寝後に届いていたブログへのコメント「明日は最高のチャリ日和になりますネ♪」に背中を押され、迷いはふっ飛びリュックを背負った。
 
「さあ、行くぞ!」こういうとき自転車に名前があるといい。リュックを背負いペダルをこぐ動作にはもうすっかり慣れてきた。今までは、不慣れなことや疲労しないためと思いギアチェンジを頻繁にしていたが、今日は少しくらいの上り坂はギアチェンジなしで頑張ってみる。少しの距離は頑張らなくては運動にならない。真っ平らな道などあるはずはない。登ったり下ったりを繰り返しながら進む自転車通勤は楽しい。
 
浅間山絶景ポイントにさしかかると、自動車の時はハザードフラッシャーランプを点灯して止まり、一眼レフのカメラで撮影していたが、自転車では、スタンドをかけて自転車を置き、リュックを背中から降ろして中からカメラを取り出すという、面倒くさい作業が気に入らない。しかも、一眼レフのカメラはかさばり重量もある。先日からは、以前使っていたオリンパスの小型カメラを使っている。リュックの外のポケットにも入るし、近距離の移動ならハンドルに引っかけていても大丈夫だ。
 
よく晴れているが、浅間山頂上付近はしっかりと雲に覆われている。こういう時は、にわか雨が降りそうな予感がする。キャンプ場入口の最後の上り坂はかなり長い。左手には牧草地があり、きれいに刈られた牧草は丸い形になり白いビニールで保護されている。来た道を振り返ると緑のトンネルだ。ここはいつもゆっくりと走り、牧草地の向こうに見える空と雲を楽しんでいる。
 
キャンプ場では、連休前でも47組の来場者があった。明日からの連休は大繁盛の予感がする。
そして、浅間山の雲を見ながら感じた悪い予感は的中し、昼前からにわかに曇りはじめ雨となった。やはり気象情報は確かなものだ。あとは、帰宅時間に雨がやむことを祈るしかない。
そして、その時がやってきたが、雨が止んだ後の空は、雲が多いものの明るさを取り戻してきた。
 
今度は、「さあ、帰るぞ!」自転車を跨いで漕ぎ始めた直後にアクシデントが起きた。
2?3m進んですぐに異変に気づいた。それは「パンク」だった。出勤時には何の問題もなかったが、長い時間のあいだに少しずつ空気が抜けたと思われる。まだ、そんなに長い距離を乗っていないので、内心はがくっときたが、気を取り直して自転車を押しながら歩くことにした。
西の空を見ると、見事な夕焼けが微笑んでいる。自宅から北軽交差点までは何度も歩いている。
キャンプ場から自転車を押しながら歩いても約一時間で帰宅できることは分かっているので覚悟を決めた。しかし、しばらく歩いているとパンクした後輪から引きずるような音が出て重い。
 
このまま引き続けるとタイヤのために悪いと気づき、助けを求めることにした。
まずは一番近くの先日軽トラックを借りたI君が頭に浮かび連絡したが、あいにく仕事で東京へ出かけていた。とても残念だったが、軽トラックで駆けつけてくれる人の顔が次々に浮かんでくるのに驚いた。3年間のここでの生活で知り合い友達となった人のうち、5?6人の人が軽トラックを持ちこの地に定住していて、しかも電話番号がすべて携帯電話に登録されている。
しかもI君は、私を嬬恋の父と慕ってくれ、二番目に連絡して二つ返事で駆けつけてくれたM子さんは、嬬恋の妹と言ってはばからない。アクシデントに遭ったというのに、ほのぼのと幸せを感じてしまった私は、世界一の果報者に違いない。
 
チャリダー人生ののっけからパンクというアクシデントに遭ったが、考えようによっては、何時かは遭遇する出来事である。早めに経験できたのはむしろ幸運だと考える。人生は何時もいいときばかりはない。むしろ悲しみや怒りを感じたりすることの方が多いかも知れないのだ。楽しく明るく生きていくには、その時、素早く気持ちを切り替えることが大切。すると、意外な展開も起こり、物事はよい方に転がっていくことが多い。
 
連絡して5分も待たないうちに駆けつけてくれたM子さん、本当にありがとう!
明日こそは、正真正銘の台風一過となり浅間山の雲も吹き飛ぶに違いない。
 
 

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