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私家版・日豪の比較文化人類学 〜群れから抜け出した羊が見たもの〜

西オーストラリア・花紀行(3) 

2011年10月24日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 3日目(10月10日)、早朝にレンタカーを借りて来て、
いよいよ大ドライブ旅行に出発です。
最初の目的地は850キロ北のモンキー・マイア(Monkey Mia)ですが、
途中、ナンバン国立公園(Numbung NP)のピナクルズ(Pinnacles)を見た後
中間のジェラルトン(Geraldton)で1泊します。


 今回は、そのピナクルズとモンキー・マイアからの帰りに立ち寄り宿泊した
カルバリー(Kalbarri)の2か所についてご紹介しましょう。
モンキー・マイアは次回にご紹介する予定です。
道すがら、ワイルドフラワーを見て行きますが、写真に撮っても
まだ名前が分からないものがほとんどで、その姿だけご覧いただくことをお許しください。

 さて、ピナクルズのあるナンバン国立公園はパースから約250キロ。
最初は幹線の高速道路を北上しますが、郊外を過ぎた辺りから海沿いの
60号線に入ります。
海を見ながら運転という魂胆でしたが、見えるほど近くに海は現れません。

しかし、道路の両側にはワイルドフラワーがいっぱい競い合って咲いています。
花々を期待してはいましたが、正直こんなにも多くの野生の花が見られるとは
思いませんでした。
一般道の片側1車線の道路で、制限速度110キロ。路傍に花を見つけると
後続車がいないか確かめて、ゆっくりと安全な路肩に停車して、写真を撮ります。




 さて、ピナクルズ。これも人気のスポットでパースから多くのツアーが出ています。
110キロで走っていて、「ピナクルズ右折」の表示が曲がるその場所にあって、
急にハンドルを切ることもできず、行き過ぎてUターン。
交通の案内表示が私たちのような外来者には極めて不親切です。

 そんな不満をぶつぶつ言いながら現地に着くと、パーッと視界が開け
薄茶色の砂丘の中に石の柱が林立しています。予想を覆す規模で、不満も霧散です。
太古の昔、海だったこの地に貝殻が積もって石灰岩の土台ができ、
次に根を張った原生林が枯れて土台が浸食され、根の間の土台が残って
このような姿になったといいます。
ピナクルズとは地名ではなく、教会の尖った塔のようなものを意味しますから納得ですね。


 このピナクルズ。夕方の風景が良いといわれています。
光が横から射して陰影を作り、全体が赤く染まって見事だろうと思います。
一つだけ。小さなハエがうるさく顔の周りを飛び、すきあらば顔にでも止まります。
ミツバチを扱う人が被るようなネットを用意している人もいましたが、
写真を撮るにも撮られるにも不便です。やはり、オーストラリアン・サルートでしょうか。

 次は、カルバリーです。カルバリーは幹線の1号線ハイウエイから100キロほど
海側に入らなければならないので訪れるのを迷ったのですが、宿泊を兼ねて訪れました。
相変わらず、道路脇にまだ撮影していない花を見つけると、止まるので目的地に着くのが
遅くなってしまいます。でも自前の旅行の気軽さでそれもOKです。





 カルバリーはパースからツアーで出かけるには少し遠く、日本人観光客には
馴染みが薄いので、私たちも事前のリサーチを十分にしていませんでした。
しかし、ワイルドフラワーはもちろん、カルバリー国立公園は広大で大スペクタクルを
満喫でき、海のレジャーも多彩なリゾートのようで、もう少しここで時間を取れば良かったと
後から残念に思いました。


 私たちは宿泊した翌朝(2011年10月13日)、国立公園の大峡谷が
Zのように折れ曲がっているZベンド(Z-Bend)に出かけ、
その雄大な光景に圧倒されたのです。



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