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ローマの休日 

2023年12月11日 ナビトモブログ記事
テーマ:恋愛・ロマンス

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日、の映画紹介は
『ローマの休日/ROMAN HOLIDAY』。
BSで2023年12月11日(月)13:00〜放送。

★映画史に残る不朽の名作!
オードリー・ヘプバーンがアカデミー主演女優賞を受賞。
ローマを舞台にお姫様と新聞記者の
ロマンチックな恋を描く名作中の名作。
★世界的女優オードリーの瑞々しい魅力…名シーンの数々…

名作中の名作で、何度、見てもヘプバーンの魅力には、
年齢を重ねても心が、ときめきますね?!

本作は人気があるので、再放送は断トツで、
私の紹介も2015年に最初の紹介をしてから、
今日で10回目となります。
ストーリーは皆さん、ご存知でしょうが…。

キャッチフレーズは、
”永遠に続く、たった一日の恋”。

公務で、イタリアのローマを訪れた、
王女アン(オードリー・ヘプバーン)は
形式ばった行事の毎日に王女は少々、疲れ気味だった。

侍医は王女に睡眠薬を飲ませたが、かえって目が冴えて
眠れなくなり部屋から逃げ出す。

が、街を歩いているうちに薬が効いてきて、
広場のベンチで寝こんでしまった。

そこへ通りかかった新聞記者の
ジョー・ブラドリー(グレゴリー・ペック)は、
彼女を王女とは知らず、助けおこして
自分のアパートへ連れ帰る。

翌朝、彼女が王女であることを知ったジョーは、
”一日中、気ままなことをして過ごしたいの
カフェに座ったり、お店を見たり、
雨の中をあるいたり…、楽しいでしょうね”

との、言葉を聞いて、これこそ特ダネ記事と、
張り切ってローマ見物の案内役をかって出る。

その中でも、「真実の口」に手を突っ込んだペックが、
本当に手を噛みちぎられたように演じて、
ヘプバーンは驚きのあまり、叫び声を上げますが
これは演技でなく、本当に彼女は驚いたようで、
そのリアクションのシーンはいつまでも記憶に残ります。

一方、ジョーは、同僚のカメラマンの
アーヴィング( エディ・アルバート)を呼び寄せて、
隠しもった小型カメラで、ぬけ目なく王女の行動を
写真に撮らせる。

ヘプバーンの「王女」の気品と「妖精」の愛らしさは
言葉には言い表せない美しさです。

特に、美容院でカットを頼んで、前髪を短く切り揃えて、
後ろはややウェーブのかかったショートカットにした、
ヘアスタイルに、
”完璧だ、あなたは長い髪でなくても素敵だ”と、
美容師は褒めたたえて、
夜の船上パーティのダンスに誘う。

このシーンは「アン王女」から
「アーニァという一人の女性」へ変身する瞬間で、
王女の成長の物語でもあるようです。

日本でも「ヘップバーン・カット」が流行しましたね。

ラストシーンが又、いいですね。
新聞記者会見が大使館で行われたときのアン王女の言葉。

”いずこも忘れ難く、よしあしを決めるのは困難…、
いえ、ローマです。今回の訪問は
永遠に忘れることはできないでしょう”。
(Rome. By all means,
Rome. I will cherish my visit here in memory,
as long as I live.)。

この後、アーヴィングは今までに
撮影したフィルムをそっと王女に渡す。
そして、ジョーとアン王女とは、目と目を見合わせて
無言の別れを告げる。このシーンには感動しますね。

ヘプバーンはこの初主演作で、
1953年度(昭和28年)アカデミー主演女優賞を、
脚本のイアン・マクレラン・ハンターが最優秀脚本賞。
衣装のイデス・ヘッドが最優秀衣裳デザイン賞を受賞。

監督は『ベン・ハー』、『大いなる西部』の
ウィリアム・ワイラー。

P.S
現在の原作・脚本はダルトン・トランボだが、
制作当時の彼は冷戦期のレッドパージの為、
友人のイアン・マクレラン・ハンターの名前を借りて
クレジットしていた。

彼の死後、名誉が回復され、1993年にトランボに
改めてアカデミー賞が贈られた。



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伊勢丹の映画館

星あかりさん

もう10年以上前の話ですが、新宿の伊勢丹最上階に、一時期映画館がありました。
(現在は閉館)
ローマの休日や慕情など名画が上映されてて、ローマの休日は母と、慕情は友人と見に行ったので、映画館で見たのが自慢です。(^^ゞ
デジタルリマスター版で、綺麗な画面でした。

大昔の映画雑誌「スクリーン」に、ローマの休日を撮影したカメラマンの逸話が載っていて、アン王女の笑顔でカメラが止まり、撮影終了した瞬間、カメラマンや全てのスタッフが、大スターの誕生を確信した、と言うことでした。

この映画はホントに、永遠に残ってほしいです。

2023/12/13 12:29:59

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