メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

たかが一人、されど一人

読書から 

2024年03月07日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 最近は読書量がめっきり減ってきたので、できるだけ読書を厳選している。娯楽面でボチボチ読んでいるのがフランス人アレクサンドル・デュマ・ペールによる小説の翻訳本。「モンテ・クリスト伯」小学生時代の絵本から始まり、中学校の図書室にあった世界名作全集の中に見つけて読んだ記憶が残っている。これの講談社文庫版全5巻を昨年12月3日にアマゾンで購入、現在やっと4巻目の中ほどまで読み進んだところ。昔貸本屋から借りて読んだ時も非常に面白いと感じた記憶はあるが、正確なストーリーは殆ど記憶に残っていなかったので、改めて読み直しても非常に面白い。これとは趣が全く異なるが、やはり昨年の11月3日に購入したのが、岩波文庫版「大学・中庸」金谷治訳・注なる1冊。初版は1998年4月だから比較的新しい。少し前から図書館で古い訳注本を借り出してパラパラと読んだりしていたが、難しい本なので、やはり手元に置いて読んだほうが良かろうと思うに至った1冊だ。これも前者と同じある意味翻訳本と言えるが、なかなかためになることが書いてある。前者との決定的な違いは通読しただけでは殆ど記憶に残らないこと。最近は思いついたように少しずつ読み返している。昔から読書は好きで、このブログにも297冊の読後感を書いているが、今年は残念ながら未だ1冊も書けていない。ひょっとすると年末まで1冊も書けなかったなんてことになる恐れもある。モンテ・クリストの方は読み終わったら書くかもしれぬが、後者は少なくとも1回は読破できているが、感想を書く気にはなっていない。少なくとも20世紀初期言い換えれば戦前までは、日本でも儒教が教育の基礎に置かれ、四書五経を読まずとも、その意味するところを知らぬ大人はいなかったと思う。その風潮がものの見事に失われた今日、改めて読む価値があるかもしれぬ。四書とは「論語」「大学」「中庸」「孟子」を言い、「大学」は最初に、「中庸」は最後にとされたと言う。順番は兎も角、2冊併せても薄い文庫版1冊に十分収まる。年寄りが読んでも仕方ないかもしれぬが、若い人特に組織の中間層の人が読めば得るところが大きいように思う。中庸の結論を一言で言えば「出すぎず、遅れず」に尽きる。

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ