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私家版・日豪の比較文化人類学 〜群れから抜け出した羊が見たもの〜
冬の農園
2010年07月04日
テーマ:テーマ無し
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私たちは去年(2009年)の10月頃から友だちの牧場にある畑を使わせてもらって、野菜作りをしています。日本にいる時は裏庭に作った猫の額ほどの家庭菜園でハーブを中心に育てていましたが、気ままな農作業だったので野菜作りの知識は未だにほとんどなく、こちらオーストラリアでも俄か農夫で失敗の連続です。この牧場と農作業などの話題は以前この「付録」の中で「牧場のマルベリー(2009年10月9日)」、「農作業入門・果たして収穫は?(2009年11月6日)」などでご紹介しましたのでこちらも覗いてみて下さい。<br />
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<div class="alignCenter"><img src="http://img2.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/9a/60/shigemi_akamatsu/folder/912465/img_912465_32452267_0?1278244508" alt="&#x0030a4;&#x0030e1;&#x0030fc;&#x0030b8; 1" class="popup_img_560_420"></div><br />
去年の春、10月頃手始めにカボチャ、枝豆、米ナス、ロケット、ミツバ、セージなどを育ててみました。おおよそ成功したのは米ナスとロケットぐらいで、枝豆はどうも牧場に生息している野ウサギに若芽を食べられてしまったようで全滅。ミツバは気候が合わないのか茎も葉も硬くなってしまって具合がよくありません。ホクホクのカボチャが食べたくて、そのはずの種類の種を手に入れて育てましたが、今年2〜3月の長雨が原因だったのか収穫が少なく、煮てもベチャっぽくてどうも上手く育てることができません。 <br />
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こちらサンシャイン・コーストは亜熱帯の気候で、しかも日本とは季節が逆であることが農作業の感覚を狂わせ、作物の生育具合にも大きく影響しているようです。日本では播種の時期は地方によってかなり厳密に守らないといけませんが、ブロッコリーや芽キャベツ、オクラなど種の袋に記載されている説明ではこのあたりは年中いつでもOKのようなのです。冬の気温は寒くて摂氏6〜7度。日中は20度を越します。夏は20度から30度に納まります。<br />
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<img src="http://img2.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/9a/60/shigemi_akamatsu/folder/912465/img_912465_32452267_1?1278244508" alt="&#x0030a4;&#x0030e1;&#x0030fc;&#x0030b8; 2" class="popup_img_275_206 clearFix alignLeft"> 種を播いて何度も失敗するより、苗が売られている時にそれを買って植え付ける方が時期の問題はなくなると思ってそうしたのがチンゲンサイ(こちらではボク・チョイ=bok choiと呼びます)とロケット(ルッコラ)、それにミズナです。<br />
チンゲンサイはこちらの秋から冬にかけて2度ほど苗を植え、成長も早いので満足できる収穫。日本で買うものと遜色ない出来でした。<br />
ロケットもミズナも成功の部類です。<br />
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<img src="http://img2.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/9a/60/shigemi_akamatsu/folder/912465/img_912465_32452267_2?1278244508" alt="&#x0030a4;&#x0030e1;&#x0030fc;&#x0030b8; 3" class="popup_img_275_206 clearFix alignRight"> かなりの成功を収めているのがレタスです。こちらでもミックス・レタスの種を売っていてこれを直播にして、最初は間引きしながら株が大きくなってくるとその外側から葉をつまんで収穫します。不思議なことにこのレタスはほとんど虫に食われず、冬の今でも瑞々しく成長しています。<br />
春の頃は野ウサギの食害があったので、牧場主のダニエルが農園の周りに工事用のビニール・フェンスを張り巡らしてくれて問題は解決しました。<br />
このレタス、ダニエルがお昼のサンドイッチにはさんで食べるのがお気に入りです。<br />
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冬の作物として思い出して種を播いたのが白菜と大根、春菊です。白菜はChinese cabbage(中国のキャベツ)として小ぶりのものがスーパーで売られていますが、大根や春菊はブリスベンのアジアの食材店などで買わなければ入手できません。冬は何といっても鍋物で、こうした野菜は欠かせませんね。こちらでコッド(Cod=タラ)と呼ぶ白身の魚や殻つきのエビと鍋にすると何だか日本にいるような感覚になるものです。ちなみにコッドは日本で食するタラとはずいぶん味も食感も異なりますが、数種類あってとても美味しい魚です。<br />
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<img src="http://img2.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/9a/60/shigemi_akamatsu/folder/912465/img_912465_32452267_3?1278244508" alt="&#x0030a4;&#x0030e1;&#x0030fc;&#x0030b8; 4" class="popup_img_275_206 clearFix alignLeft"><img src="http://img2.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/9a/60/shigemi_akamatsu/folder/912465/img_912465_32452267_4?1278244508" alt="&#x0030a4;&#x0030e1;&#x0030fc;&#x0030b8; 5" class="popup_img_275_206 clearFix alignRight"><br />
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白菜は播種が遅かったのかまだ球を形成するまでには至っていません。虫が付きやすいのかずいぶん葉が喰われて穴だらけになっているのですが、せっかくの手作りなので殺虫剤も化学薬品は使わないようにしています。一方の大根は葉も順調に伸びていて根の肩が浮き上がって来たのを見ると収穫はそんなに先ではないような気がします。たぶん浮き上がった根には周りの土を被せてやった方が良いだろうと思って、そうしてやりました。<br />
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ところで、私たちの農園は牧場にあるので肥料にする馬ふんや牛ふんは無尽蔵にあります。先日、一輪車にシャベルと熊手を載せてその肥料集めをしてみました。牧場には想像できるように気をつけなければそれこそフンを踏ん付けてしまうほど多く落ちています。あまりフレッシュなものは見れば分かるのでそのままにしておき、乾燥していても形が崩れているものは肥料っけが失せているのでこれも集めません。<br />
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コロアイのものの手前にシャベルを置いて、柄の取っ手を腰にあてがい、熊手でシャベルに掻き寄せるというやり方で集めます。自分のしていることを想像すると何だか滑稽で、少し恥ずかしいのですが、何ら気取ることはありません。逆に、こんな体験はしたくても出来ないと思えば「牧場のフン集め」だってカッコいいではありませんか。やってみると不思議に不潔という意識にはならないものです。<br />
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ともあれ、この肥料は効き目が穏やかで作物にはとても優しく、やり過ぎを心配する必要はあまりなさそうです。それに、オーガニックでの栽培は一番安心です。野菜を買う出費は多少減ったと思いますが、たぶん収支はマイナスでしょう。それでも土をいじり、作物の生育と収穫を喜び、調理と食事を楽しむことが出来るのですからハッピーです。牧場の馬たちが私に顔を擦り寄せてくるほどになったのも嬉しいことです。<br />
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