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私家版・日豪の比較文化人類学 〜群れから抜け出した羊が見たもの〜

選挙結果に思う 

2012年12月17日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 衆議院議員選挙は自民党の地滑り的圧勝で終わりました。
前回の「漂流する日本」でも指摘しましたが、民主党は政権を担う党としての
当事者能力と自浄能力が決定的に欠如していた訳で
この結果は当然のことでしょう。
分かってはいても、是正し立て直すだけの才覚と器量がなかったのです。
 
 私個人としてはアメリカのような拮抗する2大政党による政治が望ましいと
思っていますが、
前回と今回の選挙のように、政権政党が支持を失って下野し、
弱小の政党が圧倒的に票を集めで政権を握るのも、
2大政党の亜種として同様な効果がある程度期待できます。
とりあえずは、これで互いに切磋琢磨してより良い政治を実現するなら
良しとすることにしましょう。
 
 ただ、負けた側は野党でいる間に政権運営の能力・力量を
失ってしまわないように不断の努力を続けなければなりません。
それにも増して、国民が揃って一定の政党に肩入れするという性癖は
一歩間違えると、大変危険な結果を生む心配が付きまとう訳で、
用心深い注意が必要です。
 
 それにしても、この候補者たちの総じて貧相な人格と貧弱な理性は最悪。
日本の政治の限界が透けて見えるではありませんか。
総理大臣の座を投げ出した無責任の骨頂が
また出てくるのは信じられません。恥ずかしいとは思わないのでしょうか。
政治理念などどうでもよく、当選できる政党ならどこにでも潜り込む族たち。
知名度があれば、ちょっとイケメン・美人であれば当選できると思うヤツラ。
まったく、胸糞が悪くなってしまいます。
 
 かみつきついでに、もう一つだけ。
日本の民主主義はまだ成熟していない幼稚な段階だと思います。
民主主義は決して完成された究極のシステムではなく、
運用する私たち人間に、より公正な結果を生みだす補完的な行動・努力を
求めています。
 
 例えば、法案を決めるのに人事を尽くして議論し、
最後に多数決で決着をつけた後は、反対の立場だった人も
進んで協力する・・・。
同じ志の人が集まるはずの政党内ではもちろん党の方針に従う・・・。
これが基本で単純な論理であるはずです。
 
 得てして、個人の勢力拡大や利権の確保、集票への思惑などで
ある時は数の原理で主張を押し通しても、
逆の場合はそっぽを向くような「先生方」がいる限り、
政治は信用されないでしょう。
 
 私たちも、いつまでも「おらが先生」に盲目的に投票するのを止めて
候補者の人となりをじっくり観察することから始めなければなりません。
 
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