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私家版・日豪の比較文化人類学 〜群れから抜け出した羊が見たもの〜

大人の音楽教室 

2014年10月13日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 先週の日曜日の朝、新聞の折り込み広告の中に大人を対象にした
音楽教室のチラシがあるのが目に留まりました。
この広告は楽器メーカーのヤマハが運営している
音楽教室のものでしたが、
数か月前にはカワイの同様の広告と2社揃って同時に折り込みに
入っていた事があり、音楽好きの私としては気になっていたのです。
 
 気になると言っても、その広告に乗せられてレッスンに参加したいと
思った訳ではなく、
かつては子供ばかりを対象にしていた音楽教室が大人にシフトし、
触手を伸ばしている現状に驚いたと言った方が当たっているでしょう。
 
 こうした傾向は今に始まった訳ではなく、
ずいぶん前からあったようですが、大手予備校が生徒数の減少で
規模の縮小・整理を余儀なくされているのを見ても、
少子高齢化の波は確実に社会の構造に変化をもたらしているのだと
実感せざるを得ません。
 
 さて、その大人のための音楽教室。
ピアノやエレクトーンはもちろん、ボーカルやコーラス、
バイオリン、ギターなどの弦楽器、フルート、サクソフォンなど菅楽器など
多様で、弦楽器と管楽器はアンサンブル・合奏のレッスンも
用意されています。
 
 特に、団塊の世代にとっては子供の頃、何か楽器をやってみたいと
思っても、実現できなかったあのささやかな夢を叶えることができ、
楽しみのための時間はたっぷり、費用も大きな負担になりません。
それに共通の趣味を通した仲間作りにも役立つという
大人のための音楽教室。
お試しコースもあると言いますから、飛び込んでみてはいかがでしょうか。
 
 私はこの数十年フルートを自作の伴奏カラオケをバックに
自己流で吹いていますが、美しく演奏できた時の喜びと満足感は
とても気持ちが良いものです。
しかし、これまで先生に付いて指導を受けたことがなく、
基礎のどこかが欠落していて、音がかすれたり指が回らないという
惨めなことがよくあります。
今思えば、最初にこのようなレッスンを受けるべきでした。
 
楽譜を目で追い、それを頭の中で指の動きに変換し、息の強さや
唇の当て方をコントロールし、出る音を確認しつつ音楽を表現する・・・。
これは、とても複雑で繊細な作業であって、
感覚的かつ創造的でもあります。
知性とか思考能力とは異なる次元のものなのです。
 
音楽や楽器の演奏に縁遠かった多くの人は脳のこの中枢が
錆びついているはずで、それを刺激し、磨くことによって
これまでとは違った感覚が芽生え、脳の働きも活性化して来ると
思うのです。
実際、楽器の演奏はボケ防止に効果があるといういくつかの研究成果が
発表されていますが、私も経験上それは正しいと思っています。
 
 大人の音楽教室の広告を見て思ったことでした。

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