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私家版・日豪の比較文化人類学 〜群れから抜け出した羊が見たもの〜

群れに戻った羊が見たもの(4)  

2015年03月04日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


 この項は「群れに戻った羊が見たもの(3)」からの続きです。

 

 私たちが日本を留守にしていた間に起きた痛恨の出来事は

民主党が一時(2009年〜2012年)政権の座に就いたことです。

私は腐りきった自民党に比べればはるかに共感できる政治を

展開してくれるだろうと少なからず期待したのですが・・・・、

期待はずれだったというか騙されたというか、

日本の政治を担う政権政党としての才覚と力量がありませんでした。

 

 この出来事は民主党が下野して全てが解決したのではなく、

前回の総選挙でも有権者は気付いているはずですが、

民主党は自民党以外への投票の選択肢をなくしてしまったのです。

何も決められない、内輪もめばかりの野党に誰が信を置くでしょうか。

この結果、狡猾な安倍政権は国民の白紙委任状を手にしたかのように

矢継ぎ早に安全保障関係の法整備・改正に乗り出したのです。

 

公明党もガンです。自民の様々な右傾化の案には、

党の性質上「渋っている」スタンスを見せますが、

それもどう転んでも大差ない、本筋から離れた論点においてであって、

政権ににじり寄り、しがみ付き、美味しい大臣のポストをねだる「卑しさ」が

滲み出ているではありませんか。

 

 それにしても、暴走といっても良い安倍政権の右急旋回を

国民は本当に是としているのでしょうか。

わずか70年前にあった日本の悲劇を忘れ、

また戦争をしたいのでしょうか。

1959〜60年と1970年のあの激しい安保闘争時の背景に比べても

現在の方がはるかに危機的なのに、

この静けさと無関心の世情は信じられません。

 

 遅かれ、政府に都合の悪い意見や反対運動を

強制的に禁止したりする法律を次々に作り、

それにかかわった人たちを逮捕監禁することを狙ってくるでしょう。

そして、その可能性を論ずることさえ恐ろしい「徴兵制」の

強行採決・導入という道筋がほの見えて来たではありませんか。

 

 それでも、日本の羊たちは群れをなし、黙々と戦場へと誘導され

「安倍総理バンザイ!」と叫んで銃弾に斃れるのでしょうか。

遅過ぎないうちに、もう、立ちあがらなくてはいけません。

 

 この項は「群れに戻った羊が見たもの(5)」に続きます。

 

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