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ちょっとシニアチック

忘れ物は無いか、、、 

2016年05月09日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


5/7/2016/土

 SBWSメンバー作品展搬入日であった。搬入時間は正午より午後
4時まで。完成した作品二点を車に積む。忘れ物は無いか。申込書は
記入したか。大丈夫全て揃っている。

 快適に車を飛ばす。作品展会場のレクサスホールまで結構な距離だ。
土曜日のせいか車が多い。それでもスムーズに進み会場には正午ぴっ
たりに到着した。間違いなく私が一番乗りだ。何時もなら作品を抱え
た仲間が右往左往している筈だが誰も居ない。

 作品二点を両手に下げ会場入り口のドアを押す。一歩中に入ると様
子が変だ。一番乗りの筈だったのに、会場には作品が一杯並んでいる。
受付のテーブルが有る部屋を覗く。照明が点いていなくて薄暗い。小
さなテーブルにおっさんが1人座っている。なんでだろう、過去の経
験と全く違う風景だ。

 その時だった。もう一人のおっさんが元気よくやって来て「遅いぞ、
もう作品審査が始まっているよ」と言う。冗談の好きなおっさんだ。
「そうでしょう、そうでしょう」と私は調子を合わせる。しかし、元
気なおっさんは真面目だ。「搬入時間は一時間前に終わってるよ」何
の事だか分からず一瞬頭の中が真っ白になる。すると元気おっさんが
「大丈夫なんとか入れてあげますよ」とニコニコしながら言った。

 テーブルに座って居たおっさんと元気おっさんの二人は驚く程の手
際よさで搬入手続きを終えホールに飾られた作品群の中に私の作品二
点を並べた。正にその時、審査員がやって来て私の作品の前に立った。
ズベリ込みセーフとはこの事である。

 後で分かった事だが搬入時間は午前九時から十一時までだった。私
の覚えていた時間は昨年のものだったのだ。勝手に今年のものと思い
込んだ私の大失敗である。おっさん達が私の事を覚えていてくれたの
が救いであった。

 忘れ物は無かったけれど、搬入時間を忘れたシニアである。

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