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珍説異説 

2016年10月22日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

プロ野球、横浜DeNAベイスターズに、顔のいかつい選手が居る。
筒香嘉智。
さながらゴリラのようだ……と彼を揶揄する向きもある。
私ではない。
彼により、痛い目に遭わされた、他球団のファンであろう。

私は、そんな表面的なことは、どうでもいい。
私は、世間の人と、少し違った角度から、人を見る。
そういうクセがついている。

彼は、リーグを代表する、強打者である。
今季は、ホームラン王、打点王の、二冠に輝いている。
打率だって、三割二分二厘は、堂々の二位である。
まだ二十五歳と若い。
三冠王を取るのは、時間の問題と思われる。

その顔に特徴がある。
両目の間隔が、常人より、僅かに開いている。
もしかすると、その「僅か」が、幸いしているのでは、あるまいか。

左右の目が、離間しているほど、距離感を掴みやすい。
飛来するボールを、瞬時に捉え、その中心部を叩く。
この時に、その「離間」が役立つ。

これは、鳥や獣の目において、例証が容易だ。
彼らの多くは、二つのレンズが、離れている。
これが、広範な視野を生み、同時に、遠近の差を、捉えやすい。
これらが生き延びるために、役立っている。

筒香の目の離間は、動体視力を高めている。
アフリカの草原で、狩りをする時に、きっと威力を発揮するだろう。
況や、ボールを叩くにおいておや……である。

同じような、野球人が居る。
かつて、強打をほしいままにした、かの落合博満である。
あの人も、目の間が開いていた。
それにより、三度の三冠王を達成した。
と私は思っている。

これを信じられない方が、おられるかもしれない。
ならば、お二人の写真を、とくとご覧頂きたい。
私の離間説を、きっとご理解頂けるであろう。

その伝から言えば、実は、もっと好打者になりそうな人物が居る。
その所有する、二つのレンズは、前述の二氏より、
もっと離れている。
その離間を、気持ち悪いと評する向きもある。
私ではない。
私はもっと、穿った見方をする。

時たまテレビで見かける、その人は、きっと打者として、
成功するだろう。
惜しむらくは、女性であることだ。
野球の素養のないことだ。
高市早苗総務大臣。
彼女にバットを振らせるのは、難しいかもしれない。

しかし彼女が棲むのは政界だ。
そこは、権謀術策の渦巻く、混沌たる世界だ。
そこには、風になびく、風見鶏の例がある。
視野の広い、その目がものを言うかもしれない。
現にものを言っている。
彼女が、大臣の地位まで、上り詰めたのは、
その目によるところが大きいと、私は見ている。

 * * *

ノーベル文学賞に、ボブ・ディランさんが選ばれた。
彼の作品は、文学か……
文学賞に値するのか……
賛否両論があると聞く。

私は「賛」だ。
賞なんてものは、狭い了見で、捉えない方がいい。
私は彼の音楽に、文学を感じている。

私の著書に「風に吹かれて遍路道」という一冊がある。
これに対し「ボブ・ディランからの引用ですか」と尋ねる人が居る。
「いえ、違います。偶然です。ディランは、後で知ったことです」
と答える。

私は七年前、東海道を歩き、京都に上った。
その初日、日本橋から歩き出した途端に、
えらい強風に見舞われた。
それで、紀行文の題名を
「風に吹かれて東海道」にした。
翌年、中山道を歩いた。
さらに翌年、四国の遍路道を歩いた。
一々題名を変えるのも、面倒くさい。
どれもこれも「風に吹かれて」を頭に置き、題名としてしまった。
まことに横着というよりない。

今回の決定に、失意落胆している人がいる。
「ハルキスト」と呼ばれる人々だ。
そして、当の村上春樹さんもだろう。
その道を行く者にとって、世界最高の評価である。
これを望まない者が、居るわけがない。

事前に騒ぐからいけない。
あからさまに、期待を語るからいけない。
そういう時、物事は、大体において、裏目に出る。

ひっそりとしている方が良い。
ファンもメディアも、ノーベルのノの字も言わない。
そうなった時に、受賞の報せが届くのではあるまいか。

ノーベル賞選考委員会には、へそ曲がりが多いのではあるまいか。
世間の意表を突く。
これを楽しみにしているのでは、あるまいか。
私もまた、へそ曲がりだから、彼らの気持がよくわかる。
「今年こそ」
なんて期待している人たちを、誰が喜ばせてやるものか。
きっと、そう思っているに違いない。



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土壌が良いのかも……

パトラッシュさん

澪つくしさん、
人相学では、そうなんですか……
ちょっと意外でした。
筒香や落合はともかく、早苗大臣が好感を持たれるとは…??

おや、春樹さんは、大磯でしたか……
”人物”を輩出する地なのですね、大磯は。

2016/10/24 13:48:00

なるほどなるほど・・・

澪つくしさん

パトさん こんにちは(^^♪

目と目の感覚が離れていると・・・ ですか〜?

視野が広いだろうという事は想像つきますが、
動体視力が良いとは気が付きませんでした。

人相学では「基本、のんびりおっとりしていて、
人から好意をもたれ、目上の引き立てを受けやすい。
反面、自分の考えがしっかりしていないため、
人の影響を受けやすく、だまされやすい。」とか・・・


私はハルキストではありませんが、2人目の
名誉町民を密かに期待していたのですが・・・

今年のノーベル医学・生理学賞の大隅先生は、
なんと我が町在住だったんですよ♪
受賞決定後に知りましたが・・・(^^;


パトさんの著書「風に吹かれて・・・」って、
強風だったんですか〜(@_@) 

のんびり、穏やかな心地の好い風かと〜∬´ー`∬ウフ♪

2016/10/24 11:32:46

さすがの川柳

パトラッシュさん

プラチナさん、
あの川柳は、よかったです。
誰しも、思うことは、同じなのだなぁと……

2016/10/23 16:57:35

風に吹かれて三度笠

プラチナさん

目の間隔の開き、なるほど。先日、高市総務大臣のカメラ目線を揶揄した川柳を投稿しましたが。パトラッシュさんの云われる、彼女の動物的鋭い視線・視力を気味が悪いと感じてしまったようですが、政界ジャングルの中では寧ろ必要なことの様ですね。

2016/10/23 14:36:17

なるほど

パトラッシュさん

アルゴンキンさん、わかりました。

2016/10/23 11:54:04

再コメント

アルゴンキンさん

パトラッシュさん、

私のコメントへのカウンター・コメントへの再コメントです。

世の中には、『不都合な真実』があります。

真実を文春に伝えてもその発言を確認するために発言者(世界の文学界では著名人)に面談するようなことはしないでしょう。
現状のままにすることが、飯の種の維持であり、自らその種を壊す馬鹿な行為にはでない。毎年ハルキを掲載するば、売れる。

オリンピックも、更にパラリンピックもこれで飯を食っている連中の餌食になっているのですよ。

サッカーは、歴史ある欧州カップに倣い、それを世界大会まで広げて銭儲けを画策した電通の仕掛けにFIFAが乗って仕上げたものです。
馬鹿な国民が狂気しているだけ。

汚染度が少ない米国と欧州では、アイススケートは、日本の様ではありませんね。

日本人を馬鹿にさせるために米国が為した占領政策と巷間言われた3Sは、将に真実であって、日本人を骨抜きにしました。
(完)

2016/10/23 10:17:42

それは知りませんでした

パトラッシュさん

アルゴンキンさん、貴重な情報を、ありがとうございます。

それが確かな証言なら、メディアに流してやったら、いかがでしょうか。(週刊文春にでも)

呪詛に侵されたまま、来る年も来る年も、期待に胸を弾ませる、ハルキスト達が、可哀想ですから。

2016/10/22 20:50:59

村上の小説の実態は。

アルゴンキンさん

ノーベル文学賞の選考委員と推薦権を有する過去の受章者は、村上春樹の小説を知らない(読んでない)とのことです。

これは極めて内部事情を承知している人物が証言しています。
これが実態ですが、惚れ込んだ読者は呪詛に侵されているのでしょう。

私ですか?
村上の小説には、全く興味はありません。

2016/10/22 19:22:00

活躍度一番

パトラッシュさん

喜美さん、
野球をなさいますか?
なさるなら、キャッチャーが良いかもしれません。
皆さんのブログを、「受け止める」のがお上手ですから。(笑)

2016/10/22 16:15:09

目が大事

パトラッシュさん

おかちゃん、
阪神ファンでしたね。
今年は残念でした。
スカウトさんには、その目を鍛えてもらい、頑張ってほしいものですね。


おかちゃんの目も、よろしいと思いますよ。
何しろ「おか目 八目」というくらいですから。(笑)

2016/10/22 16:06:27

見ちゃった

喜美さん

私は打者になれたか眼鏡はずして
鏡引き寄せたらやっぱりね
運動嫌いの私がなれる筈もない
其れ解っていて見る馬鹿者もいたの

2016/10/22 11:32:25

面白いですね

おかちゃんさん

なるほど。「両目の間隔が広い顔を持つ打者は
強打者である」と言う話。

今年も貧打に泣いた阪神タイガースのスカウトに
聞かせてやりたいですね。

2016/10/22 11:06:28

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