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「この地球(ほし)を受け継ぐ者へ」 

2017年08月08日 ナビトモブログ記事
テーマ:未知への旅

やっと上記の本を読み終えた。
引き続き石川直樹の本だ。
新装版で文庫(ちくま文庫)になったので読んでみた。560ページ程。

世界中から集まった若者(19歳から26歳)8人が
北極から南極までをスキー、自転車などの基本人力で移動するという壮大な計画に参加した2000年4月から12月までの全11ヶ月の日記形式の記録。

彼は当時22歳。
外見はどう見ても探検家、登山家には見えない、都会育ちのひょろっとした若者という感じなのだが、まったくストレスを感じないという「特異」な性格からかなんとか無事に南極へ到達。

何故旅をするか登山をするか、いろいろ語っても本当の所は彼自身でもわからないかもね。

何か自分がインスパイヤーされるかと思ってこういった本を読むけど、ご近所の山々をしこしこ登っているだけの自分には現実離れしすぎて到底無理と思ってしまいますね。

でも、彼の場合も人との縁からこの計画に参加することになったわけ。

今まで無視してきたけど、「人の縁」というのは結構、大事かも。


世界の8000m峰14座を日本人で初めて登った竹内洋岳も身長181cm、体重65kgで華奢な感じです。

奥多摩在住で、凍傷で指を失った有名クライマーの山野井さん(奥さんは両足指も失う)も華奢な感じでした。

それでも彼らは、何かに突き動かされるように世界の山を登っています。
そう、突き動かされるわけですね。

ほとんどの著名な登山家というのは、自ら「死」に向かっているようです。
登山家が集まると、次はあの人か、という噂をするようです。「次は」というのは「次に死ぬのは」という意味です。


さて、私の場合、自分を突き動かすようなものが出てくるのか、出てくるとすればいつか、
これからどういう旅に出かけるのか、あるいはどこにも出かけないのか、全て未知です。

だから面白い、と言えればいいですね。


ジムへ行かない日のいつものスタバで



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