九州沖縄・仕事旅でつぶやくの巻

キミマロさんに学ぶ 

2017年11月25日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

わたくし、綾小路キミマロのファンでございます^^;

仕事で、走っておりますときによくCDを流しておりまして、

この方の流暢な、そして軽快なトーク、、憧れております。。

鹿児島の出身、宮崎に隣接する曽於市(旧末吉町)のお生まれ、高校卒業後に上京、キャバレーの司会、前座で実力を身につけてきた芸人です。。

キミマロのネタはいわゆる中高年ネタですが、観察力、中高年の生態を上手く伝える表現力が凄まじいと思っておりまして、見にも行き、CDも欠かさず購入致しております。。

皆さんご存知のあれから40年、

新婚当時、若い時の姿から今の姿を言う、、、

ただそれだけですけど、笑えるんであります。。

キミマロの笑をとる理由は、

本人が至って真面目に言うから面白い訳で、

それを冗談だと観客に思わせるようにすると面白くないんだと思います。。

例えば、キミマロが、

『わたくし、芸歴30年、若くみえるかもしれません

が、それは子供を産んでないからです。』

笑いのポイントは2つ、キミマロはカツラで若くみえ

る、そして子供は産めない、ココのフレーズを真面目

に言うのでおかしいわけです。


『奥さま、きれいですよ、口紅が、とってもお綺麗で

す首から下が、ごめんなさいね、わたくし冗談が言え

ないのです、口数が多くて、言葉が足りません

その真っ赤な口紅、あぜ道に彼岸花が咲いているよう

でございます。

歳をとりますと、男性の方も女性の方も中性化してきます。女性の方は唇の周りに黒い毛が生えてきます。』


笑いのツボは、コンビなら、普通ボケて、ツッコミが王道のところ、キミマロさんはピンですし、漫談ですので、ある意味ずっと、ボケをステージで語り、お客の笑いがツッコミになります。

加えて、うまい言い回し、謝っているけど、謝ってない言い回し。。

ボケてるようには見えないボケ方、、

このように、キミマロの漫談の凄さは、とことん貶すことで、お客様に迎合しない、中途半端なことを言わないところが中高年に気持ちいい笑いになっているのかと。。

中高年になりますと、自分を投影するかのようなキミマロ流の表現、、

中高年は懐が広くなってますので、クサされても、喜びます。。

中高生時代に、誰かを中傷して、周りから笑いをとるみたいなことがありました。。
しかし、それは今で言うイジメになりますが、キミマロさんは特定の人物をクサしているのではなく、中高年の方全般の話題ですので、許されるわけであります。

キミマロさんと同じ芸が出来る人は今のところ観たことないのです。



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