田舎より発信

風力発電の風車による眺望景観への影響 

2018年04月12日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


秋田県の沿岸に最近急速に増えてきた風力発電の風車。わたしは内陸の盆地に住んでいるので普段は見かけることはないのですが沿岸に向かってドライブすると、沿岸に近づくにつれ結構な山の中にもかかわらず、1基、2基と目に入るようになり、ほぼ海沿いではずらっと5、6基まとまって並んでそびえ立つ姿を見ると、さすがに荘厳です。 さて、4月7日の河北新報より引用ここから↓===================<SBエナジー>秋田・鳥海山麓の風力発電計画 事業化を断念 ソフトバンク子会社のSBエナジー(東京)は、由利本荘市の鳥海山麓への風力発電施設の建設を断念した。同市や秋田県に対し環境アセスメントの手続きを取りやめると伝えた。 事業計画では高さが最大148メートルの風車を10基建設し、最大出力は計3万4000キロワット。同社の担当者は「建設に地元の理解を得られなかった。事業化を諦める」と語った。 同社は昨年11月に計画段階環境配慮書をまとめ、アセス手続きを開始。今年2月には地元で住民説明会を複数回開いたが、「風車による眺望景観への影響が大きい」などと反対意見が相次いだ。 住民グループ「由利本荘・にかほ市の風力発電を考える会」は2月、県や関係自治体に事業許可や認定の再考を求める公開質問状を提出していた。佐々木憲雄代表は「鳥海山は心のよりどころ。開発などとんでもない。守ることができてホッとした」と話した。2018年04月07日土曜日引用ここまで↑=================== 記事の住民グループ「由利本荘・にかほ市の風力発電を考える会」とはどのような活動をされているかは全く存じませんが、秋田にも風力発電に異議を唱える方がいるんだと、わたしもホッとしました。 わたしは眺望景観だけじゃなく、生態系や人体への影響も気になります。 10年近く前になりますが、まだ秋田県内での風車が珍しかったころとある沿岸で1基だけぽつんとそびえているのを見かけて興味本位でわたしと旦那は車を停めてそばまで行ってみることにしました。最寄りの駐車場に車を停め、そこからは歩きです。車を停めた場所から風車までは、結構距離があるのにその存在感たるや、すさまじいものです。後で調べたら、高さおよそ100メートルくらいあるんですね。そして、車を降りてまず感じたのは、低く唸るような音です。どこから聞こえるのか分からないけど、とにかくウオンウオン響いてる。まさか、見た目あんなに離れてる風車が、その音の発信元?にわかには信じられませんでした。距離感と、あと、羽がちっとも回ってるようには見えませんでしたから。海沿いだから風はかなり強めでした。でも回ってない。よほどの風じゃないと回らないの?それとも、見た目回ってなさそうでも、実はゆっくり回転してて、回ってなさそうでも能力は発揮してるのか?考えながらほば砂浜を歩くこと10分以上。もっと近いかと思ったのですが、大きさに惑わされ距離感がつかめない。今調べたら高さ100メートルくらいとなれば、30階建てのビルに相当するらしいです。ウオンウオンという地響きのような唸りは、多少強くなった気はしますが近づいたからといって極端に大きくなるものではない。つまり、音は相当広範囲に響き渡っているということだと思います。ある程度近づくと立ち入り禁止に。そりゃそうだ。でも、見上げる迫力も、威圧感も、かなりなものです。そしてずっとそこにいたら頭がおかしくなるんじゃないかと思えるほどの重低音。行ってみて言うのもなんですが、何となく不安に駆られた記憶はいつまでも脳裏から離れません。  秋田県は再生可能エネルギーとして風力発電に力を入れてるようですが生態系への影響を考えると、果たして環境に配慮したエネルギーなのかわたしには分かりません。 こんなこともありました。2月17日の秋田魁新報電子版より引用ここから↓===================風車の羽根破損、部品落下 本荘港、港湾道路通行止めに2018年2月17日 掲載 17日午前8時45分ごろ、秋田県由利本荘市石脇字田尻の本荘港で、風力発電機(風車)の羽根1枚が破損しているのを、近くの船舶係留施設「本荘マリーナ」職員が見つけ、由利本荘署に連絡した。風車から部品が落下したが、けが人はいなかった。 同署は今後も部品が落下する危険性があるとして周辺の港湾道路約1・2キロを通行止めとした。この影響でマリーナ近くの雪捨て場が使用できなくなり、市は雪捨て場を同市の水林競技場駐車場に変更。18日正午から使用できる。問い合わせは市建設管理課TEL0184・24・6341引用ここまで↑===================リンク先で、羽根が折れてる画像が見れます。付近の通行止めが解除の見通しは3月21日を目途に、というニュースは見ましたがその後風車は改修されたのか、情報は分かりません。 それにしても、鳥海山の勇壮さはわたしでも素晴らしいと思います。出羽富士とも呼ばれますが、ここに住んでても天気が良ければ見えるので見えた日は清々しい気分になります。 これは、過去の画像フォルダから探し出したものです。2010年4月9日撮影の鳥海山。わたしの住んでる盆地でもこれだけ美しい鳥海山。60キロ以上も離れた地に住むわたしでさえ、思いをはせる鳥海山。近くの方の思いはいかばかりかと。    

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