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疋田舟川 

2019年10月31日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

今回の車中泊旅で行ったのは
若狭敦賀の疋田宿である。
ここは敦賀から海津への北陸道の要所であり
かつての北前の航路からの京への物資輸送の最短ルートでもある。
それでこの疋田を通る琵琶湖疎水がずいぶん古くから考えられていたらしい。
一番初めにそれを唱えたのが
平清盛だと言われている。
しかし敦賀ー海津間に水路を開くことは困難を極める事業であり
実現するには至らなかった。

それでこの敦賀の港から疋田宿までの運河を開いたのが
今も残る疋田舟川の疎水である。
自然の川の幅を広げたりして
物資を乗せた船を綱で引き運ぶというものである。

北海道や東北、北陸などからの物資を京、大阪に運ぶのに
遠く下関経由で運ぶことに比べたらどれほど速いかは一目瞭然である。

今も残る疋田の舟川と宿場の風景を見ていると
かつてこの川を多くの人が舟を引いて物資を運んだであろうとの光景が
目に浮かぶようでもあった。

土地の人の話では三関の1つ愛発の関があったのも
この辺りだということである。



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