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森野舊薬園 

2021年04月04日 ナビトモブログ記事
テーマ:カメラ散策

奈良県宇陀市大宇陀は
かつては松山と言われていた。
今も奈良の人にとっては松山の町という人も多い。
ここはかつての城下町。
今も古い町並みが残る落ち着いた町である。
かつては奈良には多い製薬などが盛んな町だったんだろうか。
今はそうした伝統が葛粉づくりに活かされて
古くからの葛粉生産が盛んな町のように思った。

その中の1軒。
史跡森野舊薬園と石碑のたつ森野吉野葛本舗さんを訪問した。
ここはかつての藩御用達の薬問屋だったろうか?
はたまた御典医だったのであろうか?

目的はここの舊薬園散歩である。
立派な町や野屋敷裏は松山城の山に続く薬草園であった。
登り口には大きなショウジョウバカマが咲いていた。
石段を登っていくと斜面全体が薬草園。
今はどの薬草も花の時期で真っ先に目についたのが
イカリソウ。
しばらく上っていくとアミガサユリ。
また行くとカタクリ。
その合間にはアマナ。
ぼくの好きないろんな花が
所狭しと咲いていた。
ふと万葉集の額田王の「あかねさす…」の歌が頭をよぎる。
大和宇陀の地と蒲生野は別の地で離れてはいるが…

存分にシャッターを切って薬草園を降り
店の方のお礼を言って森野舊薬園さんを後にした。

余談であるが昔ながらの製法で作った吉野葛のお高いこと…



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