にいたかやま

「寺島しのぶ」瀬戸内晴美に成る 

2022年11月12日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

今月の九日に一周忌を迎えられ、聖地徳島・京都・二戸で法要等執り行われ多くの方が寂聴様を偲ばれました。
昨日から楽しみにして居られた映画「あちらにいる鬼」が封切りと成りました。
主演の「寺島しのぶ様」がその宣伝活動で東奔西走されました。
多くの人々に鑑賞され、親しまれ、愛されることをお祈り申し上げます。

クランクアップ後にスタッフの鑑賞会があり、井上光晴の妻役を演じられた広末涼子が大泣きをし「寺島しのぶ様」が冷静沈着だったエピソードも伝わってます。
七月二十六日の帝国ホテルで催された「寂聴様お別れの会」
十二名の著名人が惜別の辞を述べられましたが、佳境に入ったころ登場された「寺島しのぶ様」がお一方だけ、寂聴様と面識・親交がないのです。
コロナ渦の社会状況に起因するみたいですが、リモートを経て旅立たれた後のクランクイン前にご報告に伺ったそうです。
彼女の惜別の辞の要旨として二点。
一つ「寺島しのぶ瀬戸内寂聴に成ると言われてますが、あくまでもモデルにしたです。そうでないと寂聴さんが天国で怒ってしまわれるシーンがあるかも」
二つ目は剃髪に関して「まずもって、デコボコで撮影に支障をきたすかもといった不安がありましたが、のちに後悔を残したくなかったので決断しました。かつらの選択肢をはねのけて」
「資料にはお姉さまが号泣されたが、本人は冷静沈着であったとあります。疑似体験でありますが、そぎ落とされる時、別人になるような感覚がありました」
あちらこちらで「あくまで寂聴をモデルにした」と弁解しまくられてた。
「寺島しのぶ様」って気づかいの女優ですネ。「寺島しのぶ」と広末涼子のお話、女優の世界でも「主観派」と「客観派」、「感情派」と「理性派」とかに分類出来るものですかネ。剃髪の時の姉艶と瀬戸内晴美も対照的。
五十一歳で得度され、生きながら死に、晴美から寂聴に成られたのですから「寺島しのぶ瀬戸内晴美に成る」なら聖人に気を使われなくてもいいのでワ。
川端康成に不良、不良と可愛がられた晴美、三島由紀夫と彼の自死が尼になった要因の一つであるのは間違いないのですから。
十一月三日の「徹子の部屋」
「寺島しのぶ」夫のローランと十歳になるまほろ君を従えて登場。
てるてる坊主を目の当たりにした第一印象を聞かれ、前者はフランス人らしく終始大歓迎し拍手喝采。むしろ扇動やく。後者は始め少し違和感を感じ気持ち悪かったと言いながら、本人が丸坊主になって登場。

乞うご期待



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