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トラのミステリな日常

遺言証書の書き換え 

2022年12月14日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

今日の午後、信託銀行の方が来られたので、遺言証書の書き換えを依頼しました。

20年ほど前の事です。
友人に、「遺言書を作成した」と言うと、「トラさんところは、子どももいないので、たくさん残るやろ。お金持ちなんやね」と、良く言われました。

私が45歳の時に、妻の卵巣ガンが見つかり、医者からは余命1年から1年半だと告げられました。

今の家のローンを、先にまとめて返したところだったので、借金はありませんでしたが、手元には現金がほとんどありませんでした。

しかも、家は私と妻との共有名義です。妻が亡くなると、子どもが居ないトラ家の財産は、彼女の両親や兄弟に分割贈与というかたちになってしまいます。

彼女が亡くなってしまうと、家を売って現金にし、遺産分割しないといけなくなるので、
「全額配偶者に遺贈する」旨の遺言証書を、お互いに作ったと言うわけです。

退職前で、その時は退職金もまだ無く、預金もほとんど無かったので、遺産分割出来る現金があれば、バタバタしなくて済んだのですが…。

ところで…

遺言証書を書き換えたのは、これまでは、夫婦二人の財産は、二人とも亡くなれば、日本赤十字社に全額寄付するとなっていました。
でも、一人残った私の後始末(私と妻と母)を、妹一家(妹と甥と姪)にお願いする事になったからです。

今の家と私のお葬式代などを少しだけ妹に残し、後はこれまで通り、寄付です。

寄付が無ければ遺言の書き換えも必要無いのかもしれませんが、これは亡き妻との約束なので、信託銀行で寄付の手続きをしていただくために、今回書き換えを依頼したというわけです。

私たち夫婦に子どもさえいれば、余計な心配も手続きも必要無かったと思うと、それだけが残念です。

「収入が無いのだから、年金生活で困ったら寄付はしなくても良い」という事なので、死ぬまでに全額使っても良いのですが、私が何歳まで生きているのかがわからないので、日々節約の毎日です。

配当金などを、コツコツ貯金すれば良いのですが、臨時収入は、入ったら入っただけ使うと決めているので、傍目(はため)には派手な生活に見えているのでしょうね。



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