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トラのミステリな日常

飛鳥U乗船記(その7) 

2023年07月21日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

〈インフォーマルナイトのディナー〉

一息つくたびに、珈琲を飲みに11デッキ(11階)へ上がって行くと、ブッフェコーナーに食べ物がつねに置かれています。(写真)

朝、昼、夜と、いろいろ工夫された物が並んでいますし、特に今回は、フランス帰りのパティシエが作った見るからに美味しそうなデザートがズラリです。

二泊三日の中日(なかび)・13日のディナーは、インフォーマルナイトなので、いつもより豪華なディナーになると言うことです。
という事なので、昼食後は珈琲と紅茶でガマンしておきました。

船内新聞を読むと、午後3時から「ビンゴ大会」があると書いてあります。
船内のイベントに参加すれば、何かがいただけると言うことですが、何にも参加していない私には、(当たり前ですが)何もありません。

ビンゴ大会なら、座って数字をめくるだけだし、上手くいけば何か記念になるお土産が頂けるのでは…と、意地汚い私は、いそいそと会場に出かけて行くことにしました。

ビンゴ大会では、30数人がビンゴだったので、景品を貰っていましたが、私は「リーチ」まででした。

あと一歩でしたが、ビンゴ大会が終わるとそのままお風呂に向かいました。
あと一歩が遠い一歩になってしまいました(笑)

ところで…

カフスボタンなんて何年ぶりだろう…と思いながら、ネクタイ・スーツに身を纏い、レストランに向かいました。

昨夜と同じ席に座ったので、担当のクルーも昨夜と同じ人でした。
インフォーマルナイトという事で、ワインやシャンパンのボトルを開けているテーブルもありましたが、私は炭酸水をオーダー(無料です)しました。

メニューが配られてきました(写真)が、フォアグラがあり、黒毛和牛のフィレもあるので、料理の出てくるのが楽しみでした。

出された料理は、一皿ごとに、手間暇をかけて作られており、素晴らしい盛り付けで、味はもちろんボリュームもありました。

コース料理で、大きなお皿に少しずついろいろ…と言うのじゃ無く、アラカルトで個々にオーダーしてフルコースにしたような内容です。

特に、黒毛和牛のフィレですが、シェフの説明では「神戸牛」だと言うことです。
しかも、牛肉の上にはスライスされたトリュフが数枚乗っています。

高級食材のトリュフなどは、みじん切りにした物がソースに混ざってちょこっと出てくる事が多いのですが、神戸牛のフィレステーキにスライスしたトリュフです。しかもたっぷりあります。

こんな贅沢なステーキは、自分ではオーダーしない(高くて出来ない)ものなので、お肉が無くなっても、フランスパンをもう一つお願いして、パンにステーキソースをべったりつけて、お皿を綺麗に拭って食べてしまいました。

明らかに食べ過ぎですが、ホントに堪能しました。

他のテーブルでは、メイン料理を食べている頃なのに、私はサッサと食べ終えて、クルーの方に
「ごちそうさま。ありがとうございました」と席を立ちました。

「次はいつ乗りますか?」と上手な日本語で聞かれましたが、飛鳥Uによる予定は決まっていません。

12月ににっぽん丸に乗るので
「クルーズは12月のクリスマスに予定しています」と言うと
「残念です。私もその頃はバカンスです」と言って、日本語で書かれた名刺を頂きました。

白い服を着た飛鳥Uのクルーの方は、ほとんどがフィリピンの方で、日本語も上手だし、何よりフレンドリーで親切丁寧な方ばかりでした。

行く前は、どうせ船上のレストランなので、一流ホテルのフレンチにはかなわないだろう…と高をくくっていましたが、ホントに素晴らしいディナーでした。

12月は、にっぽん丸に乗船しますが、「食のにっぽん丸」と呼ばれているという事で、ますます期待が膨らんできました



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