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決断の3時10分 

2023年12月01日 ナビトモブログ記事
テーマ:西部劇

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は『決断の3時10分/3:10 to Yuma』。
BSで2023年12月1日(金)13:00〜放送。

原作は犯罪小説や西部劇小説で名高い、
エルモア・レナードの短編小説『三時十分発ユマ行き』。

2007年に『3時10分、決断のとき』として、
ラッセル・クロウとクリスチャン・ベール主演で、
リメイクされているのでこちらの映画と混同しますね。

舞台は1880年代のアメリカ・アリゾナ準州の荒野。

無法者のベン・ウェイド(グレン・フォード)の一味は、
バターフィールド(ロバート・エムハート)所有の
駅馬車を襲い、現金と馬を奪い逃走する。

その一部始終を目撃したのは、貧しい牧場主の
ダン・エヴァンス(ヴァン・ヘフリン)。

彼は傍観するだけで、
ただ、自分たちの生活への不安だけを、
妻のアリス(レオラ・ダナ)と共に心配し合うだけだった。

ビズビーの町に着いたウェイド一味は、目撃者を装って
連邦保安官(フォード・レイニー)に通報。

保安官らが早速、現場検証を始めたことから
犯罪が発覚するのを恐れたウェイドは手下の
チャーリー・プリンス(リチャード・ジャッケル)らと
別れて単独行動する。

エヴァンスやバターフィールドに会った保安官は、
駅馬車襲撃はウェイド一味の犯行と断定、
ウェイドが酒場にいたところを逮捕。

保安官はウェイドを牢獄のあるユマに移送することに。
バターフィールドはウェイド護送の助手を、
200ドルの報酬で、募集する。
金に困っていたエヴァンスは引き受ける。

エヴァンスはウェイドをユマ行きの3時10分発の汽車に、
乗せるため駅のあるコンテンションシティへと向かう。

映画のタイトルは、ウェイドを護送する列車が、
ユマに到着する時間である「3時10分」に由来していますね。

監督が『折れた矢』、『襲われた幌馬車』、
『縛り首の木』等、のデルマー・デイビス監督だけに、

ダンと、ボスの奪還を狙う子分たちとの息詰まる攻防を、
単なる打ち合いだけでなく緊迫感あふれる演出は秀逸。

その演出とは主演のグレン・フォード演じる、
ベン・ウェイドは悪役でありながらも人間的に、
深みがあり、 貧しい牧場主のエヴァンスとの、
心理戦を非常に巧みに描いているからですね。

製作年は1957年(昭和32年)。
P.S
デルマー・デイビス監督の、『避暑地の出来事』、
『恋愛専科』、『若き日の恋』等の恋愛物もいいですね。

「避暑地の出来事 A Summer Place」パーシーフェイス楽団
https://youtu.be/ju5vwHzKt64



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