メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

映画が一番!

座頭市喧嘩旅 

2024年01月30日 ナビトモブログ記事
テーマ:時代劇

映画ファンの皆さん、おはようございます!

大相撲終わったので、NHKBSで映画が観られるかと思ったが、
今週からではなく来週から始まるようです。
映画ファンの私としては、無くならなくて良かった。

今日の映画紹介は『座頭市喧嘩旅』。
BS12で2024年2024年1月30日(火)20:00〜放送。
★「座頭市」シリーズ第五作。
★「喧嘩旅」のタイトルの通りいきなり殺陣から始まる!

キャッチフレーズは、
”一人や二人は面倒だ!束で来るなら相手になろう!
音と匂いの喧嘩旅!”。

今では、やくざ仲間に勇名をはせる座頭市(勝新太郎)。

一人旅の途中、堂山支家の喜助(越川一)という男に、
呼びとめられ、
下妻一家との喧嘩に手を貸してくれと頼まれる。

これを見ていたのが、喧嘩相手の下妻一家の助っ人を、
探していた岬の甚五郎(島田竜三)という男であった。

三人の浪人に、座頭市と喜助を斬るようにさしむける。
喜助の惨殺に怒った市の、居合斬りにあい、
甚五郎は情婦お久(藤原礼子)と共にその場を逃れる。

再び、あてのない旅に出た座頭市は、
そこで、お屋敷勤めをするお美津(藤村志保)を、
武士の手から救った。

お美津は手篭めにしようとした若殿に、
抵抗し怪我をさせたことで、藩士たちに追われていた。
機知を働かせて彼女を救う座頭市。

が、仕込杖をもち無気味な按摩やくざの姿は、
美しいお美津にとって気味悪い存在であった。

ストーリーはいつものように、
定番と言うべきお決まりのパターン。

行きがかりで娘を助けた座頭市が、
ヤクザの2大勢力の抗争に巻き込まれ、
宿場町で、争いが起こる。
何処か、三船敏郎の用心棒を思い出させる展開。

”目あきはごまかせても、めくらの耳はごまかせない”と、
座頭市がサイコロ賭博で胴元が、
こっそりサイコロを変えたのを見破るシーンなど、
白目向いた顔芸で、ばったばったと人を斬るのは
めくらでも格好良い、座頭市の一人舞台の映画。

私は悪役専門の吉田義夫さんが、何故かお気に入り。
本作では籠留と呼ばれるやくざの籠屋の留五郎を、
演じていて、市に渋柿を食べさせらるシーンは笑えますね。

音楽があのゴジラの伊福部昭なので、
ゴジラを市に見立てて観れば、緊迫シーンでのリズムは、
迫力が有りますね。

監督は『座頭市』シリーズ、『眠狂四郎』シリーズ、
『大魔神』の安田公義。
公開は 1963年(昭和38年)。



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

PR







上部へ