メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

映画が一番!

タクシードライバー 

2024年03月13日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は『タクシードライバー/Taxi Driver』。
NHK-BSで2024年3月13日(水)13:00〜放送。

★ロバート・デ・ニーロ&マーティン・スコセッシで、
映画史の流れを変えた衝撃作!
第29回カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作品。

”病んだ大都市”ニューヨークの暗部を孤独な青年は
”夜歩き回る屑は…、すべて悪だ。
奴らを根こそぎ洗い流す、雨はいつ降るんだ?”と、
つぶやき、彼の怒りと狂気を通して描かれた作品。

キャッチコピーは
”ダウンタウンのざわめき…街の女、
光のカクテル…濡れたアスファルト、
けだるいジャズの吐息、ニューヨークの夜が、
ひそやかな何かをはらんで、いま明けてゆく…”。

冒頭シーン、ベトナム帰りの元海兵隊員の
トラヴィス・ビックル(ロバート・デ・ニーロ)は
タクシー会社の運転手面接を受ける。

タクシードライバーの職を得たトラヴィスは
戦争の後遺症で不眠症で、社交性がなく、守銭奴と、
言われながら、夜のマンハッタンを当てもなく運転する。

そんな中、彼は次期大統領候補、
チャールズ・パランタイン上院議員の選挙事務所に勤める
ベッツィー(シビル・シェパード)と親しくなる。

しかし、彼はベッツィーをポルノ映画館に誘い絶交される。
怒った彼は選挙事務所に押し掛け”殺してやる”と罵る。

そんな時、12歳の娼婦アリス(ジョディ・フォスター)が
車に逃げ込んで来たが、ヒモの男が彼女を連れ戻す。

彼はポン引きの手から彼女を助けることを心に決め、
拳銃を仕入れ、射撃の訓練と肉体の強化に励む。

彼がトレーニングしながら、鏡に向かい
”You talkin' to me?/
俺に用か? 俺に向かって話しているんだろう? どうなんだ?”と、
呟きながら自分の鏡像に銃を向ける場面は印象に残ります。

アイリスを救うため、モヒカン刈りにした彼は、
”今、俺の人生はひとつの方向に
向かっているハッキリと。初めてのことだ”と、行動を起こす。

「ヒート」のデ・ニーロは55歳でしたが、
本作では33歳、トレーニングする、その身体はしなやかで、
孤独な青年の役を完璧に演じています。

又、アイリス役のジョディ・フォスターは、
この時13歳で、名女優の片鱗を見ることが出来ますね。

もう一つの見所は、音楽。
本作が遺作となった、バーナード・ハーマンの
もの悲しい、アルト・サックスの音色は
ニューヨークの光と影に見事にマッチしていますね。
♪♪"Taxi Driver" のテーマ曲♪♪
https://youtu.be/zhL8wHFcuAA

監督は「ギャング・オブ・ニューヨーク」や
「アビエーター」のマーティン・スコセッシ。

本作で、監督マーティン・スコセッシは、浮気した自分の
妻の殺害を仄めかすタクシーの客として出演している。

1976年(昭和51年)製作



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

柊 子さん、

yinanさん

今晩は〜!

モヒカンヘアスタイルで、
ドアマンを拳銃で撃つシーンは驚きましたね。

トラヴィスとアイリス、
たくさんの死体と踏み込んだ警察官たちを真上から写す場面は、
空家になったアパートの上階の床をくり抜いて撮影。

同じシーンの血の生々しさから公開にあたって、
レイティング審査でXレート(=16歳以下入場禁止)指定に。

デ・ニーロは本作の撮影に際し数週間実際に、
タクシーの運転手を務め、役の研究を行ったとのこと。

これらの集大成がいい映画になるのでしょうね。

2024/03/14 20:44:36

私的感想、伝説の男性

柊 子さん

2時過ぎあたりトラヴィスが狂気じみていくところに出くわしました。
モヒカン似合っていましたね、あそこで捕まらなくてよかった、
自暴自棄なアイリスを突き飛ばし諭す場面、欲望からアイリスを手籠にするクズ野郎から救出
捨て身の大惨事劇、怖かったけど、、冷汗
アイリスへの慈愛、狂気の引き金を引いた女とのラストシーンもジーン( ̄◇ ̄;)でもトラヴィスの最後の目つき怖かった!ベトナム戦争が残した心の爪痕、傷の痛みを思います。私はトラヴィスに会いたいです。もう一度最初から見てみたい映画です。
yinanさんの解説が見たくてここに来ました。ココありがたいです!

2024/03/13 20:34:47

PR





上部へ