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天野の里へ 

2019年03月27日 ナビトモブログ記事
テーマ:四季の花

和歌山県かつらぎ町
天野の里は
かつては高野山への登り道の途中にある。

2004年
高野山への町石道は
紀伊山地の霊場と参詣道として世界文化遺産に登録された。

九度山町の慈尊院から
かなり急な登山道(町石道)を登ると
やがて急な勾配の山道を登ったにもかかわらず
水田の開けた天野の里に着く。

ここはかつて
京の都から高野山へ参詣の道の途中の山里であり
数々の歴史的遺産の残された地である。

不思議なのは
あれほど険しい山を登ってきたのに
天野の里は
たいへん開けた地形なのである。
これは高野山についても言えることで
険しい山を上りに登ってたどり着いた大門を越えると
そこにはかなり開けた高野の町になるのである。

ぼくが子どものころにはこういう地形のことを
隆起準平原と習った。

話を元に戻すが
天野の里の中心には丹生都比売神社が鎮座する。
丹生都比う神社は
紀伊の国一之宮で高野山とのつながりも深い神社である。

ここの山里には
ぼくの好きな山野草も多く
よく出かけるところでもある。

神社境内には
ニリンソウが群生している。
また境内の鏡池周辺には
ショウジョウバカマやアマナなどが咲く
お気に入りスポットなのである。

今年は時期がまだ早かったのか
アマナの群生は見られたけれど
ショウジョウバカマやニリンソウの花は
見つけることができなかった。

しかし
最近とみに少なくなっているたくさんのアマナに出会えたのが
満足であった。

帰りには
高野参詣道のお休みどころ
花坂の焼き餅を買いに行ったことは
言うまでもない。



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