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風土記の丘博物館 

2021年01月17日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

先日のTVのコラムで
紀伊風土記の丘博物館の企画展の案内があった。
タイトルは「No工具、NoLife「木の国」一万年の工具箱」

主に弥生、古墳時代の木製品が展示されるというので
初日の昨日行ってみた。

駐車場に車を置いて博物館への道を歩く。
レプリカ?の埴輪が並べられた道を行くと正面に風土記の里博物館が現れる。
入館料金は¥190と安いが65歳以上は無料というありがたい制度。
紀伊風土記の丘は国の特別史跡に指定されてる「岩橋千塚古墳群」全体をさすのであるが
今回は博物館の企画展がメインの目的。
入館してまず常設展示場に入る。
ここは今までにも何度も来ているのでカメラを向けたりしてさ〜っと見学。
続いて目的の企画展室に入る。

弥生時代の石斧。
歯の部分の磨製石器は頁岩やチャートのようだった。
岩石名がないのは残念。
石斧でも木を倒し用の物や削り用の物など面白い。
こんなもので大木を倒すとなればどれくらいかかっただろうか。
また進んでいくと木製の鍬、鋤。
面白いのが「泥除け」。
弥生時代の水田耕作用なのは間違いないだろうが
この「泥除け」はどのように使われたのだろうか?
名前の通り飛び散る泥を避けるために使われたのだろうか。
新たな疑問。
更に進むと高床式倉庫のはしご(階段)に屋根型木製品という使途不明の大型木製品。
他にも現代の工具と関連付けての展示。
ぼくは古代の分に興味があるのでそのあたりを集中して観察。

ぼくのほかに若い女性が展示品を丁寧にカメラで撮ったり
とても熱心に見学していた。

ぼくはその場に学芸員らしき人がいたのでいろいろ質問。
話が盛り上がって木製品の用途や弥生時代の田植えなどにも話題が広がった。
話の中で新たな疑問発見など大変面白い時間を過ごすことができた。

気づいたら先ほどの女性はさらに熱心に今回の責任学芸員に質問していた。
時計を見たらすでに閉館時間となっていたので引き上げることにした。
そしたら出入り口はもう閉めてあってぼくは職員用の出口から帰ることに…
丁寧に礼を言って博物館を出た。
くだんの女性はまだ話しこんでるようだった。



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