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キネマの神様 

2023年03月29日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

BSNHKプレミアムで「キネマの神様」放送されます。
今回もネタバレを避け私が見た感想を書かせていただきます。

松竹映画100周年記念作品「キネマの神様」
原作:原田マハ 監督:山田洋次

志村けんさんが新型コロナウイルス感染し出演辞退。
沢田研二さんが代役。
若年期を菅田将暉さん、晩年期を沢田研二さんのふたりが主演。
「キネマの神様は」は小津安二郎監督の「東京物語」オマージュ映画。そして松竹が今まで培ってきた家族がテーマ。

キネマの神様は「男はつらいよ」と同じで家族を主体。
画全盛の時代、昭和30年代から映画を通して現在に続く家族の物語。

山田監督が描く「家族」
監督は「家族」の理想をこの映画に委ねたかもしれない。

志村さんが生存して主演だったら、
「男はつらいよ」の寅さんを見ているかのように感じるかもしれません。

志村さんが歌った「東村山音頭」を沢田さんが歌うシーンがありますが笑えます

俳優それぞれ個性豊かな演技を行っていますが、
監督がこだわりの編集をすれば違う映画になっていたと思います。

以前、1982年「蒲田行進曲」原作:つかこうへい 監督:深作欣二

1986年松竹大船撮影所50周年記念作品「キネマの天地」監督:山田洋次

この2本(松竹)の映画は「キネマの神様」と同じような内容ですが、作品的には質、完成度、観客満足度は数段上です。





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