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つれづれに

2016年11月26日ナビトモブログ記事
テーマ：テーマ無し

朝５時半過ぎに自転車で家を出て６時前に緑地公園に着き、それから歩くのを日課にしている。最近はまだ真っ暗だが気にならない。
6時半になれば、いつもの場所でＮＨＫのラジオ体操もメニューの一部。
体操には大勢の人が集まるが、皆それぞれ自分の場所を決めているので、周りの顔ぶれは毎日同じだ。世間話もお付き合いの一つだ。
最近私の隣に女性が１人加わった。割と話が合って、体操の後一緒に歩くようになった。
彼女も歌が嫌いではなくて、私が自分の歌を録音したものを、歩きながらイヤホンで好んで聞いてくれる。
美空ひばり・北島三郎・八代亜紀・石川さゆりなどの他、「千の風になって」・若手の歌では一青窈の「ハナミズキ」も私の歌では人気だ。
彼女はイヤホンで聞きながら、ハミングして楽しそうな様子を見せる。
実は彼女のご主人が癌で入院中で、その病院に通い始めてから一年程になるらしい。
私の歌に聞き入る彼女を見ると、ひょっとしたら、彼女の毎日の疲れとストレスなどを、私の歌が少しでも癒しているのかな？と思ったりする。
看病疲れのため、ここに来るための早起きがつらいことがあるとも言う。

私と趣味の歌のことについてはこのブログにも書いているが、今までその趣味のために多くの金と時間を費やしてきた。しかしその見返りとして、生きるための潤滑油を得ていることは有難く、お金には代えがたいのだ。
まして、人の心を和ませるのは「歌の持つ力」に他ならない。そして当分の間私はその「潤滑油」のおかげで生きられる。