つれづれに

昔の思い出 2 

2016年12月02日 ナビトモブログ記事
テーマ:オーストラリア旅行記

シドニーより南のメルボルンに移り、そこで新しい仕事に就く。電気ヒーターを組み立てる町工場だ。
日本にない古いタイプのものを全て手作業で組む。
恐ろしく効率の悪い仕事だ。
ここでもイタリア・ギリシャ出身の労働者が数名働いていた。
ここで説明が必要なのは労働者の身分についてだ。
私は観光ビザで豪へ入っているので労働許可は降りない。労働が当局に知れると国外退去させられる。
でも、私と同じようにして働いている日本人は大勢いるのだ。仕事をして金を得て旅行を続ける。
観光ビザの期限は1年間なので、期限が過ぎれば出国して日本に帰るか、もしくは他国へ行く。そこでも観光ビザで1年間は居られる。働けば金になり、旅を続けられる。
欧州出身の彼らは仕事OKのビザを持つので(いわゆる移民)全くフリーなのだ。
豪州ではアジア諸国の中で日本人だけが移民を認められなかったようだ。

実際の話、イタリア・ギリシャなど地中海地方出身の労働者は、日本人などと比べて、真面目に働くことをしなかった。ニュースになった「ギリシャの経済破綻」も、原因はよくわかる。
この工場で彼らが起こした問題もそんな彼らの気質のせいなのだが、続きはこの後という事で・・



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