つれづれに

またやっちゃった・・ 

2017年01月19日 ナビトモブログ記事
テーマ:歌の出前コンサート

昨日は奈良県天理市でのミニコンサート。持ち時間は1時間だ。
ある団体の新年会での余興。私の歌を6曲・全員での唱歌メドレーと、私のオーストラリア旅行記のスライドショーを13分間。このメニューにトークを
交えてピッタリ1時間で終了した。
お別れの曲として選んだのが、島津亜矢が歌うカバー曲「かあちゃん」だ。
私はプログラム最後の曲として、最近これを必ず選ぶことにしている。
5年ほど前に、あるカラオケホールで、会うたびにこの曲を歌う人がいた。35歳くらいだったと思うが、彼の歌はまさに絶品だった。そこのママの話では、彼は以前プロを目指していたらしいが、ある理由でそれをあきらめたのだという。私は彼のその歌を幾度か聴き、すっかり好きになってしまい、持っていたレコーダーで彼の歌声を録音して憶えたものだ。つまり、今私がトリの曲としてこれを歌えるのは全く彼のお蔭なのだ。
彼の歌をレコーダーで聴くたびに、涙したことを今でも忘れない。
この曲が、いわゆる「お涙ちょうだい」の曲であり、彼の歌は、曲に負けぬほど素晴らしかったのだ。ここまで来て気になる方は、ユーチューブでチエックして頂く価値は十分あるはず。
曲紹介は以上だが、私自身もこれを日頃歌いながら、つい気持が高揚して涙することもあるのだ。昨日もこれが起きた。涙で歌声がおかしなことになり、気が付けば前で聴いている女性が2人程、指で目を拭っている。
歌いながら涙するのは歌手らしからぬ事だが、美空ひばりは彼女の歌「悲しい酒」でいつもそれを演じていたのは周知のこと。
私の歌が終わって大きな拍手を頂き、司会の方の挨拶で、私の歌と涙について何度も「お褒めの言葉」を頂戴したことは、本当に「歌うたい冥利」に尽きる出来事だった。



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