つれづれに

私のプロポーズ 

2017年01月18日 ナビトモブログ記事
テーマ:オーストラリア旅行記

45年前私は(24歳)オーストラリアに住んでいて、そこでバスツアーに出たことはすでに紹介した。
ツアー客は私達のような若者と、定年後のシルバー世代などが入り混じっていて、国籍も本当に様々だった。日本人は勿論私だけだ。
ツアーバスには、ドライバーの他に男女のスタッフ各1名がいて、女性スタッフは食事全般を、男性はそれ以外を担当していた。このキャンピングツアーは、客が時にサンドイッチ作り、バスの屋根に積んだマットレス(皆の就寝用)の積み下ろしなどを手伝うといった「助け合い」ツアーだった。

そこで私が気にとめた客の女の子は、そんな「日々の助け合い」に進んで協力していた。彼女は心のきれいな優しい子で、旅仲間にも可愛がられていた。3週間も同じバスで旅をすれば、人と、成りを理解するには充分足りる。私は彼女に恋心が芽生えて、旅の1か月程後に彼女にプロポーズの手紙を書いた。

やがて彼女より返事が届いたが、その手紙には残念ながら、私の望んでいた言葉は見当たらなかった。
それには、私の気持ちに対して感謝の気持は述べられていたが、相当びっくりした事・両親にも意見を求めたが、反対された事などが綴られていた。青春の苦い経験であったが、彼女に対して本当に純粋な気持をぶつけることができたのは、思えばこれが最初で最後であった。

写真?(左が彼女)  写真?昼食準備(左が彼女)

    



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

PR





上部へ