つれづれに

北海道の旅(六) 

2017年11月20日 ナビトモブログ記事
テーマ:旅日記 

第6日 洞爺湖〜釧路 東へ大移動  
今日ももったいないような青空が広がっている。順番から言って次は函館方面のはずだった。
ところが、昨夜の天気予報では、あと3日で天気が悪くなるらしい。そうなれば、函館行きに往復2日かけると肝心の道東の湖めぐりのハイライトが雨にたたられる。函館では函館山からの景色だけしか興味がないので函館行きは中止する。その分の2日を他にまわせばいい。こんな急な変更は一人旅がなせる業だ。予定が組まれた旅ではできない。以前より私は函館行きを楽しみにしていたのだ。なぜかというと、美空ひばりの歌に「函館山から」というのがあり、その歌が大好きだったのである。8年ほど前に読売新聞主催のカラオケ選手権大会があり、
和歌山・奈良・三重3県でテープ審査をパスした者が、奈良・橿原市の会場で、近畿地方大会出場をめざして争ったことがある。その時私の選んだ曲がひばりのその曲だったのだ。素晴らしい曲なので、「いつかは函館山に」と思っていた。でも、今回はまたの機会に望みを託して、好天の道東周遊を選んだ。またの機会はいつになるかわからないが・・・
快晴で暑いくらいの中、道央・道東の高速道を一気に東へ釧路をめざした。釧路には3時半頃到着。釧路湿原を見ようとしたが、広すぎて、展望台から少し眺めるだけ。展望台もそんなに高い場所ではないので、景色はもうひとつだ。大阪・吹田から来たという女の人と話しながら、散策路を少し歩いただけだった。その50代と思しき女性は主人と2人旅との事。ご主人は今どこ?と聞くと、疲れて湿原案内センターで休んでいるという。
日が傾いたので、湿原展望台近くのパーキングで一夜を過ごすことにする。そこにはキャンピングカーが2台止まっていた。レトルトカレーほかで空腹を満たしてすぐに爆睡。今日は西の洞爺湖を朝出て夕方には東の釧路湿原。丸1日移動に費やしてしまった。これ以上はもう走れない。明日からはいよいよ湖めぐりのハイライトが待っている。



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