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筆さんぽ
言語(ことば)で、自分と世界をつかまえてる
2024年04月26日
テーマ:筆さんぽ
年を重ねると、話がくどくなる。 亡き母がそうで、「その話、聞きましたよ」と指で数える仕草をしても、堂に入ったもので平然としている。 こういう人を「エンドレス人間」というそうである。 なんでも、繰...
連載「バンコクカフェの女」(5最終回)
2024年04月25日
テーマ:連載物語
賞金と掛け金が手に入った。大金である。 賞金と掛け金を合わせた大金が手に入った三人は、勝利のたかぶりがおさまると、頭も心もおだやかになった。 「どうしようかこの大金を」と伊藤さんが口火を切っ...
連載「バンコクカフェの女」(4)
2024年04月24日
テーマ:連載物語
(前回) 「明日は、みんなでいっしょに試合を見に行きましょう」と伊藤さんは言って「赤帽子が勝ったら、ノックに身請けの証文を返してあげると約束したのですよ」と続けた。 上顎と下顎を刃のように鋭...
連載「バンコクカフェの女」(3)
2024年04月23日
テーマ:連載物語
(前回) 近所の少女が工事中のナマズ養殖池に行ったまま行方不明になった。少女を探しに来た父親が、池に浮かんだ「赤い麦藁帽子」を発見して、池の捜索がはじまり、水死体になった少女が発見された。 ...
連載「バンコクカフェの女」(2)
2024年04月22日
テーマ:連載物語
(前回) 「よく来るのですか?」 「まあね」と伊藤さんは、生返事をしながら人指し指を上に上げてボーイを呼んだ。 「ノックを呼んでくれないか」 やってきたのは、髪の長い女であった。明るい碧色...