つれづれに

無題 

2017年01月02日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

明けましておめでとうございます。

昨年暮れは我が家の家族が2人増えていた。
すぐ近くに住む娘と、歩き出したばかりの孫が一人。
娘の亭主が東京へ長期出張で不在なので、我が家に避難しているのだ。
その3週間の間に、孫は伝い歩きから独立歩行へと進化した。
今は「歩く」と「這う」の両方を器用にこなしている。
この爺の鬼のような顔を見ても、笑うことをわきまえてくれた。
娘の亭主は彼の家にいることがあまりない。
テレビのロケ番組ディレクターとしての仕事柄、全国を飛び回るのを常としている。
この暮れに久しぶりに家へ帰るや否や、四国・香川へ正月のロケ。
元旦夜に帰ってくると、彼の実家である天橋立へ一家で帰省といった具合だ。
彼の家は私達の言う「泊まる宿」に過ぎない。
「宿」で浮かんだ「宿六」を調べたら、

[宿六とは「宿の碌でなし(ろくでなし)」の略で、
『宿』は妻が夫のことを他人に言う際に使う俗称である.(現代だと『あの人』『うちの人』など)。
つまり、宿六とは仕事をしない甲斐性なしの夫など、
ろくでなしな夫を妻が他人に罵る際に使う言葉である。
馬鹿亭主など、こうした夫を罵る言葉は時折親しみを込めて使われることもあるが、
宿六も同様に親しみを込めて使われる場合もある。]
とあった。

娘にとっての「宿六」君は、仕事柄どこでも生きられて、誰とでも生きられる術を身に付けている「愛すべき男」のようにも見える。
願わくば、せめて正月くらいは一緒に
酒を酌み交わす暇を持ってほしいのだが、これは当分望めそうにない。



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