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goofpapaブログ
忘れられない歌 11
2017年03月10日
テーマ:忘れらない歌の歌詞
山本コータローとウィークエンド
「岬めぐり」
・・・・・・・
岬めぐりの バスは走る
まどに広がる 青い海よ
悲しみ深く 海に沈めたら
この旅終えて 街に帰ろう
・・・・・・・
青い色は、青春を象徴する色であるが、しばしば悲しみをたたえている色として使われる。
また、海はよくTVドラマに出てくるように人の思いをぶつけたり、吐露したりする対象になるようだ。
ある年の夏、八戸に行くのに飛行機で三沢まで行き、レンタカーで三沢から南下して八戸に向かったものだ。
途中、ナビに海が示されたので、ちょっと寄り道して海を見に行った。松林を抜け、途中から歩いていくと、目前に突然海が現われた。
水色の空、水平線、そして青い青い広大な海だ。それ以外何も見えない海が見渡すかぎり広がっていた。
私は圧倒されてその場にしばらく立ちすくんでいた。
そして、いつの日か、人生の途上で抱えきれないほどの悲しみや苦しみを背負ったら、再びこの場所を訪れるかもしれないと思いつつ、そこを後にした。
それ以来、そこには行っていない。行くまでに至っていないのだ。
さらに、もう一つ理由がある。
あの東北大震災である。
海はたおやかにいつも私達を受け止めてくれる、母なる海ばかりではなく、怒ったように押し寄せてきて、私達に牙をむいて襲いかかる、そんな一面もあったのだ。
あの津波は映像でしか見てないけど、結構胸をえぐり、海というものに畏怖の念を持つようになった。
小さな人間の感傷的な思いなんか一瞥(べつ)するほどの価値もないのだろう、と
だから、それもあの海に行かない理由になっている。
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忘れられない歌
コメントありがとうございます。この歌は本当に名作ですよね、心に沈んで忘れることができません、繰り返しリクエストされるのも理解できます。
2017/03/11 08:08:40